チョコ

ジャン・ポール・エヴァンのチョコレートをいただいて、ゴキゲンさんの私。
とってもおいしー。

これひとつ、400円くらい（うろ覚え）するんだって。
ケーキ並みではないか・・・。
いくらユーロ高といっても、ちょっと高すぎ。

私が子どもの頃、今は亡き祖母が「私にとってチョコレートは宝石と同じくらい贅沢なもの」・・・という感じのことを言っていましたが、このチョコレートを見ていると確かに・・・と思ってしまいます。

祖母というと、最期の日にもチョコレートとともに・・・という感じでした。
午前中、祖父とともにデパートに行き（デパートが大好きでした）、その日食べるチョコレートを買って帰ってきて、お昼寝をしてそのまま・・・だったのです。
すぐに病院に運ばれましたが、意識はもどらなくて。

私は職場から病院にかけつけましたが、その日の夜中に祖母は家に戻りました。
「一応形だけ」の警察が来たり、葬儀の打ち合わせなど、父たちはバタバタしているときに、ぽつんとテーブルの上にあるチョコレートがあることに気がつきました。
放心気味の祖父が「起きたらこれを食べるって言ってたんだよ・・・」とつぶやいていていたりして・・・。

そんなこともあって、チョコレートというと祖母との思い出に飛んでしまいます。
私がフランスに行くときは、「おいしいチョコレートをお願いね」って頼まれたりしましたっけ。
本当に大好きだったのだと思います。

なんか、ちょっとしんみりしてきてしまいましたが、チョコレートで楽しみなことがあります。
来月、多田千香子さんのチョコレート講座に参加することになりました。
チョコレートのお話をうかがうことはもちろんですが、ナマ千香子さんにお目にかかれるのがドキドキだけど、楽しみなのです。