見逃しちゃだめでしょ

これを当たり前の光景と思っていいのか・・・？
我が家から実家まで行くときに必ず通る道です。
通るだびに点字ブロックにまたがるように自転車やバイクが停めてあります。
通るたびに必ず数台。
こんな自分は嫌だけど、実は見てみぬふりっ子の私・・・
じゃまだなー・・・くらいに思っていましたが、
先日とうとう・・・白い杖をついている方がその点字ブロックの上を歩いていらっしゃるのを目撃し・・・これは大変！と思いました。
そのときは、情けないけど・・・声をかけるとか、チャリをどかすとか、そういうことができなくて、このままじゃぶつかるんじゃないか？・・・と考えているうちに器用によけて通られていました。（ほんっと情けないよ自分が・・・）

で、それからまた月日は流れ・・・それでも相変わらずの状況。
でもどうアクションを起こせばいいのかわからなかったので、その筋の（←どの筋だよ）専門家にご相談申し上げ、アドバイスをいただきました。

そして今日、この写真を撮りに行き（今日もたまたまこんな状況だったわけで）・・・その足で役所へ。
「ちょっと気になることがありまして・・・これ見てください」（と、ケータイを差し出す）
役所のおじさん（おじいさん？）「何？あ、自転車がじゃましてるっていうの？」
あらら・・・？どーってことないとでもおっしゃりたそうな口ぶり。
ぐっとこらえてあくまでもおだやかに（どなりこみのおばちゃんにならないようにね）、いつ通っても何台かははみでていることや、この間危なかったこと、私はどこに言ったらいいのかわからなかったから、ここに来たこと、ここがだめならどこへいけばいいのか・・・などつらつら述べ、
おじさんもとりあえず丁寧に聞いてくれました。
でもおじさんが言うには、「現状は理解している。張り紙や広報での呼びかけもしている。本来警備の人などを置ければよいが、難しい。結局は置く人のモラルの問題。それに実際見かけてもなかなか注意できないでしょー」・・・てなことを言ってた。
私「じゃあ、しょうがないってことですね」
役所「いや、しょうがなくない。放置していいことではないですよ、もちろん。でもなかなかなくなりません」
・・・ってことで、ここはこれまでだなと思い、
「わかりました。こちらも次の作戦を考えます！」といい置いて出てきました。

点字ブロックって言ってみればベスポジに配置されているでしょ？障害物がないはずの通りやすい場所なはずなんですよね。
その歩道では歩道の中央より少し壁側にあります。そして、チャリは壁に沿って置かれています。ほとんどは点字ブロックにかからないように置いてあります。
でもねー、ブロックにかかってなければいいってものではないんですよ、人間には幅があるわけでね。ある程度左右の余裕が必要でしょ。
この状況ではチャリをなぎ倒しそうだし、そうはならなくてもすれすれです。

さて、役所を出てすぐに泣きのメールを「その筋の専門家」に送り、またまたアドバイスをいただきました。
次に頼るべきところへ連絡せよと・・・。
なんかこんなこと初めてだし、ドキドキしますが、行政が弱者を守らなくてどうする？これだけ税金をふんだくってるんだから、こういうことにこそ手を入れていただきたいと切に願うので、がんばるぞ。