秋風にさそわれて尾道をぶらり

岡山の娘からシャインマスカットが届きました。いつもありがとうね。

シャインマスカットが届く頃、街のあちらこちらでキンモクセイの香りが漂ってほっこり。そして運動会の季節、日曜日は小学校から元気な声が聞こえて来て、嬉しくなります。

この頃になると尾道へ行きたくなります。温暖で潮の香りや風景がどこか大崎上島に似ていて、心がやすらぐのですよね。というわけで２２日土曜日、尾道へ行って来ました。

商店街の入り口には、林芙美子の銅像。

商店街には、１１月１日～３日に開催されるベッチャー祭の飾り。

ベッチャー祭は文化４年に、尾道市内で流行した疫病の平癒祈願の為に行われた祈祷に由来するお祭りだそうです。　

ベッチャー祭とは

ベッチャー祭は、尾道市民俗文化財に指定されている奇祭で、毎年11月1日・2日・3日に行われ、3日には「ベタ」、「ショーキ」、「ソバ」の面を付けた氏子たちと獅子が、神輿とともに市の中心街を練り歩き、子どもを見つけると追い回し、手にした「ささら」や「祝棒」で頭をたたいたり、体を突いたりします。「ささら」でたたかれると頭が良くなり、「祝棒」で突かれると子宝に恵まれ、また1年間の無病息災が約束されると言われています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…尾道ベッチャー祭公式サイトより…

商店街には、お神輿が展示されていました。

古くからの銭湯をリノベーションしたお店。レトロなカフェで特産品も売られていましたが、中華のお店に変っていました。

店先には、餃子蒸籠の上にパンダが乗ったオブジェ。ちょっと怖いかも…。

手芸屋さんのウィンドウには、カープのユニフォームを着たぬいぐるみ。カープファンかな😊

かわいい看板💗。若い作家さんや、おしゃれな雑貨屋さん・服飾の店、カフェが増えました。

商店街の細い路地は、昭和の匂いでいっぱい。

電車が通るとワクワクします。

千光寺？浄土寺？

ロープ―ウェイに車椅子でも乗れるようになりました。千光寺が見下ろせる位置に、尾道が一望できるバリアフリー展望台が出来ました。土日は人出が多く、ロープ―ウェイに乗るには１時間くらい待つとか。平日に来て乗ってみよっと。

駅２階の展望台から。駅前。

駅裏。

帰る前に、ついつい寄ってしまう「尾道浪漫珈琲」。

平成６年に創業されたそうです。昭和の初めの頃を思わせるような店内、ドアを開けるとコーヒーの香りが漂って来る。椅子の座面は、紅いビロード。置いてある装飾品の一つ一つも落ち着く。今日のコーヒーはhideさんマンデリン、私はアメリカン。そしてもう１つのお目当てワッフル。ホットケーキが引き締まった？ような触感です。１枚は多いので、いつも半分ずつ。

バターがとろりと溶け、ワッフルの柔らかい甘さにお塩がしみ込んで、たまらないおいしさ。hideさんは、その上にシロップを掛ける。ん～いい匂い♪

海沿いのデッキで整備された歩道を、潮風にあたりながらのんびり歩いて駐車場へ帰りました。

向島と本土を繋ぐ渡船。

海上保安庁船。

気候も良くのんびりできた１日。こういう時間、良いですね。明日からまた頑張るぞ！