先日、スーパーのレジでこんなガムを発見!左右にずらっと並び、しかも結構売れている様子。hideさんはいらない!と強気だけど、ついつい日々の思いあたる流れで買ってしまいました(笑)。よく見ると『中高年向け』と書かれてある。ついつい手にした私は、やはり中高年なんだ!(笑)。
ここ数年、親の家の片づけ、身辺整理に追われる日々。長い年月で溜まったものはすごい量で、ため息もすごい量(笑)。自分の物ではないので勝手に整理したり処分していいのか、亡くなってしまうと思い出がいっぱいで処分にちゅうちょしてしまう。かといって保管場所にも困り、たくさんの物を持っておけない。延命治療はどうするのか、葬儀やお墓とか、お棺には何を入れてほしかったのかとか、亡くなったり意思表示が出来なくなったとき、家や大事な物はどうしたらいいのか、もっと真剣にいろいろ聞いておけばよかったなあと思うこの頃…。
ずっと前から、hideさんとお墓も仏壇はいらないよね、お墓の代わりに大好きなヤマボウシの木の下にこっそり埋める、残りは元気であれば思い出の地へ出向きこっそり散骨、と話しています。そんなことをしたらご先祖様に…と言われれたりするけど、こんな大変さを娘達にはさせたくないなあと…。というわけでなるべく物は残さないように思い切って処分、最期の時、なにかあったときはどうしてほしいか娘達やhideさんと話したり、と只今身辺整理、いわゆる終活中です。疲れるけど、懐かしい思い出の写真や品を見つけたり、理想通りの最期を迎えられると思うと、なんだか楽しみにも変わって来る。
1年前、『人生フルーツ』というドキュメンタリー映画を観ました。
欲のない自然を愛する、仲のいい老夫婦のほっこりとしたお話。ご主人の葬儀もご家族に見守られながらご自宅で、お仏壇は無くお墓は奥様が亡くなられた時2人一緒に思い出の海へ…。理想の生活、そしてお二人。目につくリビングの棚に置いてあるパンフレットのお二人が、穏やかにささやきかけて来るようです。
山と本を愛する知人のブログで紹介された1冊。
60才を過ぎるといつ終わりが来るかわからない。そう思うとさらに日々が大切に思えて来る。弱音なんてはいていられない!25年前、受傷した時やり残したことがいっぱいで後悔のかたまり。なので受傷後の第2の人生は、少しでも後悔のないように生きたいのです。この本に紹介される92歳のおばあちゃんのように、若い気分を常に持って頑張らないと!
写真の整理をしていて60年前の私が出て来た。
この時の私には、終活の時が来るなんて思ってなかったよね(笑)。
あれから60年。
楽しいこともあるけど考えることばかり。あ~あ、できるものならちょっとだけでもあの頃に還ってみたいなあ…。
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