旅の途中で

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「あの頃ぼくらはアホでした」

2006年12月05日 23時58分22秒 | 
えー、これは本の題名です(笑)
大好きな東野圭吾さんの、小学生から大学を卒業するまでの青春エッセイ本です。

この本の存在は前から知ってたんだけど、私は作者に限らず、ほとんどエッセイ物を読まないということと、とにかく東野さんの硬派な推理物にはまっていたので、スルーしてきたんです。

が!
同じく東野さんファンの(笑)kazuhaちゃんから借りた「さいえんす?」というエッセイがめちゃくちゃおもしろくて、「もっと素の東野さんを知りたい!」と思って読んでみたのです。

いやー・・・素敵な青春を送ってらっしゃる(笑)

さすが、理系から小説家になっただけある(?)
最初にこの本の題名を目にした時は、「アホって言ったって東野さんだもの、絶対秀才街道を走ってきたんでしょ~」なーんて思ってたんですが。

ほんとに愛すべき軟派なキャラだったんですねっ

読み終わった後、本の題名を見て「うん。」とうなづいてしまうほど、いろいろ突飛なことをしでかし・・・いえ、体験されてきたみたいで(笑)

勉強はてきとーに、遊びと女の子にうつつを抜かす様子は、どこにでもいる男の子という感じだけど、行動に移す前に(子供なりに)じっくり考えている様子は、やっぱり東野さんだなーと思った。
やっぱり普通じゃないよ(笑)