旅の途中で

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最近読んだ本

2011年01月04日 23時59分24秒 | 
葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 著

最近できた友達なんですが、何かと読書の趣味が合うという事がわかりまして。
そんな彼女が「良いよ!」と貸してくれた本です。

私はこの作家さんを全然知らなかったんですが、割と本格推理物を書く作家さんらしいです。
ただこの本は例外らしく、推理うんぬんよりも人間模様やストーリー展開の意外さが面白かったです。

物語の本筋と一緒に、主人公の口から語られる話がいつの間にか絡み合い、最後には大きな一つの幹になっていきます。
そして何よりもラストの大どんでん返し・・・!

「ええええっっ?!そうくる?!」

と、本気でびっくりしてしまいました・・・
読んだあとの爽快さも痛快です。
とりあえず、この本は絶対映像化できないね。というのが結論です(笑)


空の中 有川浩 著

こちらはkazuhaちゃんに借りた本です。
これがまた、とっぴょうしもないストーリーで・・・(笑)
はまります

四国沖上空2万メートルに、「なにか巨大な物」がいるという設定なんです。
その巨大な物を巡って日本中が大騒ぎになるんですが、ストーリーはもちろん、登場人物達がとにかく魅力的なんです~~

特に、自衛隊の女性パイロットがめっちゃ格好良いんです。
実際に、こんな性格の人がいたらカナンよな。と思いつつ、しゃべってみたいなぁ~と思います。

それにしても有川さん、よくこんなストーリーを思いつけるなぁ。
仕上げるのは大変だったでしょうが、きっと思いっきり楽しんで書いたんだろうなぁと思わせる本です。