舟を編む 三浦しをん 著
少し前に話題になっていたこの本、遅ればせながら読みました。
物語は、出版社の辞書編集部で働く様々な人達の熱意の下に、一冊の辞書が出来上がるまでを描いた内容。
はっきり言って題材は地味です。
内容も、特に波乱万丈で派手な事件が起こる訳でもありません。
それでも、この本が売れたのは当然というか、すごく納得できました。
「宝物にしたい本」という言葉がぴったりなくらい、暖かい本だなぁと思います。
きっと、「大切にしたい」と感じる人が多かったから売れたんだと思います。
主人公の馬締(まじめ)を初め、個性的な編集部の面々や辞書作りに協力している学者先生、製紙工場の人達など、辞書作りに命を懸けている人達が、たまらなく魅力的です。
馬締が恋をする料理人の女性も、料理に対してものすごく情熱をかけています。
この本に出てくる人達は、みんな何かにひたむきに取り組んでいるんです。
「言葉」のひとつひとつに感動する登場人物達に、こちらも感情移入してしまって、一緒になって感動したり面白がったりしてしまいます。
この本を読んでいる間、一人でにやにやしたり涙ぐんだりしていました・・・
電車の中で
「辞書作り」を題材にしている本だけに、とても言葉使いが奇麗なのも良かったです。
流れるようにすらすらと読めてしまいます。
辞書ができるまでの裏側が見れたのも面白かったです。
まさか・・・まさか、一冊の辞書を作るためにあれだけの年月がかかるなんて・・・
思ってもみなかったです
まさに一生をかけた仕事なんですね・・・
長らく辞書と言う物を手に取っていませんでしたが、辞書を見る目は確実に変わりました。
子供の頃に知っていれば、それこそ学校で使う辞書の扱いも変わっていたかも・・・(汗)
とにかくすごい本です!
地味だけど、ものすごい本でした。
少し前に話題になっていたこの本、遅ればせながら読みました。
物語は、出版社の辞書編集部で働く様々な人達の熱意の下に、一冊の辞書が出来上がるまでを描いた内容。
はっきり言って題材は地味です。
内容も、特に波乱万丈で派手な事件が起こる訳でもありません。
それでも、この本が売れたのは当然というか、すごく納得できました。
「宝物にしたい本」という言葉がぴったりなくらい、暖かい本だなぁと思います。
きっと、「大切にしたい」と感じる人が多かったから売れたんだと思います。
主人公の馬締(まじめ)を初め、個性的な編集部の面々や辞書作りに協力している学者先生、製紙工場の人達など、辞書作りに命を懸けている人達が、たまらなく魅力的です。
馬締が恋をする料理人の女性も、料理に対してものすごく情熱をかけています。
この本に出てくる人達は、みんな何かにひたむきに取り組んでいるんです。
「言葉」のひとつひとつに感動する登場人物達に、こちらも感情移入してしまって、一緒になって感動したり面白がったりしてしまいます。
この本を読んでいる間、一人でにやにやしたり涙ぐんだりしていました・・・
電車の中で
「辞書作り」を題材にしている本だけに、とても言葉使いが奇麗なのも良かったです。
流れるようにすらすらと読めてしまいます。
辞書ができるまでの裏側が見れたのも面白かったです。
まさか・・・まさか、一冊の辞書を作るためにあれだけの年月がかかるなんて・・・
思ってもみなかったです
まさに一生をかけた仕事なんですね・・・
長らく辞書と言う物を手に取っていませんでしたが、辞書を見る目は確実に変わりました。
子供の頃に知っていれば、それこそ学校で使う辞書の扱いも変わっていたかも・・・(汗)
とにかくすごい本です!
地味だけど、ものすごい本でした。