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御巣鷹山の日航ジャンボ墜落に関するドキュメンタリーです。
普段ほとんど小説しか読まない私なので、ドキュメンタリーは慣れるまでが大変です。
でも、昔から何かと興味のあった題材なので一気に読めました。
日航ジャンボ墜落事故が出てくる作品では、「沈まぬ太陽」や「クライマーズ・ハイ」を読んでいました。
「沈まぬ太陽」は主題ではないのですが、「クライマーズ・ハイ」はまさしくこの事故を主題に扱った本で、強烈な印象を与えられました。
「墜落の夏」はドキュメンタリーなので、小説よりももっと生々しくて痛々しくて、途中読むのが辛い時もありましたが、とても考えさせられる本でした。
でもさすがに、飛行機の構造の話が延々続いた章はすっとばしましたが(汗)
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めっちゃ久しぶりの、宮部さんです!
待っていました、「楽園」の文庫化!!
これは、あの「模倣犯」で主要人物だった女性記者、前畑滋子が主人公なんです。
題材はまったく新しいものですが、「模倣犯」の話もちょこちょこ出てきます。
交通事故で亡くなった男の子が描いていた、一軒屋の床下に埋められた少女の絵・・・
実際に起きた事件を描いていた、男の子の秘密を探るところから物語りは始まります。
色々な「家族模様」が描かれていて、最後はじーんと感動できる、宮部さんらしい「人間」のお話です。
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