神の火 高村薫 著
この本、上・下巻に分かれているんですが・・・「やっと読み終わった!!」と思わず言ってしまいたくなるくらい苦戦しました
いえ、面白くないからじゃないんですよ。
高村薫さんですからね、面白くないわけないじゃないですか~!
でもいくら面白くても、やっぱり高村さんは、なかなかサクサクとは読めない作家さんです
「神の火」が何を指すかと言うと、「原発の火」です。
世界中で原発の是非が問われている今、ぜひ読んでおきたいと思って買いました。
ちなみに私は、3.11前から反原発派だったりしますが。
舞台は大阪と福井。
主人公の島田は天王寺で働く普通のサラリーマンですが、過去に「スパイ」をしていたという経歴を持っています。
そんな彼が「良」というロシア系の青年と出会ったところから、足を洗ったはずの闇の世界にまた引きずり込まれていきます。
原発テロに関する文書を巡って、息が詰まるような展開になっていきます。
自分の生きたい人生を生きられず、いつまでも闇の世界と手を切れない主人公の未来が気になって、読むのがしんどくても最後まで読みきった感じです。
高村さんの作品を読むといつも思いますが、登場人物達がすごく生々しくて密度が濃いんですよね。
だからこそ読むのがしんどかったりもするんですが、やっぱり止められないですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今読んでいるのは「インビジブルレイン」。
ドラマがすごい面白かった「ストロベリーナイト」のシリーズです。
姫川主任、相変わらずかっこいい~
この本、上・下巻に分かれているんですが・・・「やっと読み終わった!!」と思わず言ってしまいたくなるくらい苦戦しました
いえ、面白くないからじゃないんですよ。
高村薫さんですからね、面白くないわけないじゃないですか~!
でもいくら面白くても、やっぱり高村さんは、なかなかサクサクとは読めない作家さんです
「神の火」が何を指すかと言うと、「原発の火」です。
世界中で原発の是非が問われている今、ぜひ読んでおきたいと思って買いました。
ちなみに私は、3.11前から反原発派だったりしますが。
舞台は大阪と福井。
主人公の島田は天王寺で働く普通のサラリーマンですが、過去に「スパイ」をしていたという経歴を持っています。
そんな彼が「良」というロシア系の青年と出会ったところから、足を洗ったはずの闇の世界にまた引きずり込まれていきます。
原発テロに関する文書を巡って、息が詰まるような展開になっていきます。
自分の生きたい人生を生きられず、いつまでも闇の世界と手を切れない主人公の未来が気になって、読むのがしんどくても最後まで読みきった感じです。
高村さんの作品を読むといつも思いますが、登場人物達がすごく生々しくて密度が濃いんですよね。
だからこそ読むのがしんどかったりもするんですが、やっぱり止められないですね。
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今読んでいるのは「インビジブルレイン」。
ドラマがすごい面白かった「ストロベリーナイト」のシリーズです。
姫川主任、相変わらずかっこいい~
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