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旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

青い鳥

2008年02月22日 23時55分23秒 | 
青い鳥は青い鳥でも、今回はゴスじゃなくて「本」です
この前買ってきた「青い鳥」を読み終わりました。

最後の方は、涙が溢れそうになるのを必死で耐えてました(なんせ電車の中だったもんで・・・)。

青い鳥って、こんなに深くてシビアで、そしてとっても綺麗なお話だったんだなぁ・・・

ほんの少し見方を変えるだけで、身の回りに素敵な事がたくさんあるということを、教えてくれる本でした。
楽しい事ばかりじゃなくて、悲しい事や恐ろしい事もでてきます。
でも、そういう物も全て自然に受け入れてしまえるような、そんな深さを感じました。

あと、描写が綺麗なんですよね。
訳者の方(堀口大學さん)がすごく上手いんだと思うんですが、日本語が流れるようにすらすらと体に入ってきて、心地良いくらいです。
舞台を意識しているだけあって、色使いとか服や風景の描写なんかも、目の前に見えるようでした。

なにより、青色がものすごく綺麗で。
こんな綺麗な青色を想像させるなんて、すごい描写力だなぁ~と感動してしまいました。

服の説明も素敵なんですよ。
「ほとんど銀色に輝く青ざめた金色の着物」とか
「神秘な星をちりばめた、えび茶色に反射するゆったりした黒い着物」とか
読んでるだけでうっとりするでしょ?


ちなみに、本を読みながら時々苗場の光景がフラッシュバックしてました(笑)
青い鳥の羽もたくさん舞ってました






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