旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

最近読んだ本

2010年01月12日 00時13分49秒 | 
去年の冬から今にかけて読んでいた本を記録・・・

伊坂幸太郎著 「SOSの猿」

伊坂さんらしい、最後まで予測のできないストーリー運びにドキドキします。
だけどなんとなく、いつもの伊坂さんの作風と違う「あるキング」の流れにも似ていると思います。
「再生の物語」という感じ・・・また心に残る物語に出会えました。

東野圭吾著「新参者」

加賀刑事シリーズです。
このシリーズ好きなんですよね~
加賀さん初登場から読んでいくと、彼が着実に成長していく姿を見れておもしろいです。
あのお話では悩んで迷っていた加賀刑事も、「新参者」では東京下町の人々を助ける頼もしい刑事になっていたり。

一つの事件を追いながら、その周辺で起こる事件とは直接関係無い人間模様を描く短編集になっているのが、なんか新しくて良かったです。
ちなみに第一話がとても好きです。

高村薫著 「地を這う虫」

2009年に初挑戦した作家さんの短編集です。
主人公はそれぞれ違う短編集ですが、全て刑事を辞めて違う仕事についている人達です。
新しい職場で起きる事件を元刑事が解決していくんですが、どのお話も一生懸命に生きている人々に、優しい眼差しが向けられていて感動的です。

東野圭吾選 「スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001」

東野さんが選んだ傑作ミステリー集です。
こういうミステリー集は、自分では選ばないような作家さんと出会えるので嬉しいですね。
しかも東野さんが選んだとなったら、好みも合いそうですし(笑)
この本では、松本清張さんや筒井康隆さん、赤川次郎さん、宮部みゆき等の作品が収められています。

この本を読んで筒井康隆さんに興味を持ったので、今「朝のガスパール」を読み始めています♪

ちなみにこのミステリー集は、宮部さん選のもあるんですよ。
そっちも読みたいな。

森博嗣著 「工学部・水垣助教授の解脱」

森さん自身をモデルにしたという噂もある「水垣くんシリーズ」の最終巻です。
一応小説らしいんですが、語り手の余談に継ぐ余談で、読んでいるうちに何が主題だったのか忘れてしまいます(笑)
森さんらしいジョークと思考にはまってしまう、めっちゃおもしろい本です♪

でも森さん初心者は、いきなりこれから読まない方がいいとは思います(笑)
多分何がなんだかわからなくなると思うので

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今気になっている本は、「長い腕」というミステリーです。
今、本屋さんに行ったら平積みされている話題作です。
「朝のガスパール」読み終わったら、読んでみようかな~




最新の画像もっと見る

コメントを投稿