十角館の殺人 綾辻行人 著
前々から気にはなっていました、綾辻さん。
読んだことは一度もなかったんですが、「本格推理物」の作家というイメージだけは強くあって、いつか挑戦してみようと思っていました。
そして初めて読んだ「十角館の殺人」。
・・・期待どおり、すっごい面白かったです!
時代的にはちょっと前になるので、東野さんとか道尾さんとか東川さんなんかを普段読んでいると、「古典的な」推理物という印象はあります。
古典的とは言っても、せいぜい25年前くらいなので別に古典ではないんですけどね!
「携帯電話」や「パソコン」「ネット」の文字が出てこない程度で、つい古典を感じてしまう私です・・・
でもそれが逆に、推理物の醍醐味を味あわせてくれるというか。
というのもこの物語は、ある孤島の館に集まった大学生グループに起こる、連続殺人を描いているので、携帯やネットなんかあった日にはあっという間に警察とかに連絡しちゃって、「孤島という隔離された空間」が存在できなくなりますからね!
孤島で起こる殺人事件というモチーフで、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」をまっさきに思い浮かべました。
でも、だから古いという訳では全然なく、多分、推理小説界ではおなじみの題材を使いながらも、すごく新鮮な気持ちでだまされました!(←やっぱりだまされてるし)
しかもこの本、作者が26歳の時に書いたらしいです・・・
すごいなぁ~。
どうも、館を舞台にした推理小説はシリーズ化されているみたいなので、次は順番的に「水車館の殺人」を読みたいと思います。
も~こうなったらネットでまとめて買うか・・・
前々から気にはなっていました、綾辻さん。
読んだことは一度もなかったんですが、「本格推理物」の作家というイメージだけは強くあって、いつか挑戦してみようと思っていました。
そして初めて読んだ「十角館の殺人」。
・・・期待どおり、すっごい面白かったです!
時代的にはちょっと前になるので、東野さんとか道尾さんとか東川さんなんかを普段読んでいると、「古典的な」推理物という印象はあります。
古典的とは言っても、せいぜい25年前くらいなので別に古典ではないんですけどね!
「携帯電話」や「パソコン」「ネット」の文字が出てこない程度で、つい古典を感じてしまう私です・・・
でもそれが逆に、推理物の醍醐味を味あわせてくれるというか。
というのもこの物語は、ある孤島の館に集まった大学生グループに起こる、連続殺人を描いているので、携帯やネットなんかあった日にはあっという間に警察とかに連絡しちゃって、「孤島という隔離された空間」が存在できなくなりますからね!
孤島で起こる殺人事件というモチーフで、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」をまっさきに思い浮かべました。
でも、だから古いという訳では全然なく、多分、推理小説界ではおなじみの題材を使いながらも、すごく新鮮な気持ちでだまされました!(←やっぱりだまされてるし)
しかもこの本、作者が26歳の時に書いたらしいです・・・
すごいなぁ~。
どうも、館を舞台にした推理小説はシリーズ化されているみたいなので、次は順番的に「水車館の殺人」を読みたいと思います。
も~こうなったらネットでまとめて買うか・・・
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