英雄の書 宮部みゆき 著
宮部さんお得意の、「ICO」や「ブレイブ・ストーリー」のようなファンタジー物です。
最初この本を手にした時は、ずっしりと分厚いし文章は2段組になっているしで、「読み終わるの苦労しそうだな~」と思ったんですが、一度その世界に入ってしまうと、後はのめりこんで夢中になっちゃいました。
ファンタジー物なので、異世界が舞台です。
主人公の少女が、兄を探すために異世界に旅立つという設定だけでもワクワクするんですが、このストーリーのキーになっているのが「本」や「物語」そのものという、まさに本好きにとってはたまらない設定でした。
もちろん宮部さんなので、単に楽しい冒険物じゃないです。
まだ小学生の女の子や中学生の兄に対して、こんなに辛い試練を与えるのかというくらい、シビアな展開もあります。
ファンタジー物の寂しいところって、ラストは全てが日常に戻ってしまうところにあると思っているんですが、この本は、そんな寂しさを次の期待に変えてくれたのが嬉しかったです。
おかげで、続編を熱望してジリジリしてしまいましたが(笑)
宮部さんお得意の、「ICO」や「ブレイブ・ストーリー」のようなファンタジー物です。
最初この本を手にした時は、ずっしりと分厚いし文章は2段組になっているしで、「読み終わるの苦労しそうだな~」と思ったんですが、一度その世界に入ってしまうと、後はのめりこんで夢中になっちゃいました。
ファンタジー物なので、異世界が舞台です。
主人公の少女が、兄を探すために異世界に旅立つという設定だけでもワクワクするんですが、このストーリーのキーになっているのが「本」や「物語」そのものという、まさに本好きにとってはたまらない設定でした。
もちろん宮部さんなので、単に楽しい冒険物じゃないです。
まだ小学生の女の子や中学生の兄に対して、こんなに辛い試練を与えるのかというくらい、シビアな展開もあります。
ファンタジー物の寂しいところって、ラストは全てが日常に戻ってしまうところにあると思っているんですが、この本は、そんな寂しさを次の期待に変えてくれたのが嬉しかったです。
おかげで、続編を熱望してジリジリしてしまいましたが(笑)