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わたしが劣等感を抱いていたこと…ズバリ「容姿」のことです
わたしに妹が生まれた時に、親戚の口の悪いおじちゃんが来ていったそうです
「この子はかわいいなあ。お姉ちゃん かわいそうだなあ」と
さらに その下にもう一人生まれた時、同じおじちゃんは
「このこ、かわいいなあ。上の二人・・・かわいそうだなあ、どうするんだろう」と・・・
この口の悪いおじちゃんのエピソードは 面白おかしく、お酒の席ごとに繰り返され、なんどもなんども わたしはきいていました。
幼心に「ああ、私はかわいくないんだなあ。」と信じて疑わなくなりました。
小学生になると 男子に言われました。
「ゴリラ」「高崎山のボス」「ボスざる」
なんでも 出しゃばって立候補したり、発表したり、男の子たちを注意するのでうざがられていたのも 原因なんでしょうが
ことあるたびに言われるもんですから いよいよかたくなに
「わたしはかわいくないんだなあ」と思うようになっていました。
中学にもなると お年頃になってくるので同級生の女の子たちは
髪を整えるために小さな串や鏡のセットをもちあるいたり、ちょっぴりいろづくリッピクリームなどで装うことを覚えだします。
私服にも気を使い、かわいらしい服装で お出かけしたりするようになってきました。
でも「かわいくない」と思っている私は「かわいくないんだからおしゃれしても無駄。ブスは何をやっても無駄」と そういうかわいらしいものに一切背を向けていました。スカートなんてもっていない。ジーパンとTシャツかYシャツ…出かけるときは父の下駄をはいて出かけたこともありました。
朝学校行くときには わざと髪をとかすなんてことはしませんでした。
そして中三になったころ・・
美術の時間、友達同士がペアになってお互いの頭像を作るという授業がありました。私の
ペアになった男の子は 今でも覚えています、大島君という子でした。結構やんちゃで体の大きい男の子でした。
おしゃべりしながら にぎやかな美術の時間が過ぎていき、出来上がったものをお互いに見せ合うことになりました。
大島くんは私の作品をみて
「わああ・・ひどい顔!!俺の顔こんなひどくないよ。俺はこんなにきれいに作ったのに!」といって自分の作品を見せてくれたのですが
これが本当にきれいにつくってくれていたのです。やんちゃな男の子が丁寧に かわいくない私の顔をきれいに粘土で作ってくれたのですよ。
なんだほのぼのうれしくなりました。
このことがあったせいかどうかはわかりませんが このころから自分の心になかにあった容姿に対するつめた~~い劣等感の氷みたいのが 時間をかけてとけていったように思います。
こんな私にラブレターくれた男の子もいたし
旅行に行けば 案内してくれる人もでてきたし
わたしにきれいな色の口紅をプレゼントしてくれた友達も
なにより 嫁にもらってくれたひともいたりして(笑)
おかげで60になった今も それなりに 装うことを楽しみ続けることができています。
そんな私の今日の一句 自分の作った句ではないのですが
先日組長のYouTubeにも紹介されていました
露草も露の力の花ひらく 飯田龍太
私の容姿がよくなったわけではないけれど、容姿だけではない私のいろいろな部分が認められ 少しずつ自信をつけ自分らしく生きてこれたんだなあと思います。劣等感はどんな人も持つものだと思います。それに負けない強い気持ちや心を持っている人もいるでしょうけど、周りのみんなのやさしさみたいなもので それに打ち勝ち がんばれる人もたくさんいますよね。
この頃の休日のお楽しみといえば おいしいおやつをたべることかなあ・・・
あんまりおでかけできないしね