ロドス島の薔薇

Hic Rhodus, hic saltus.

Hier ist die Rose, hier tanze. 

中国における「反日」闘争

2012年09月15日 | 核兵器と外交政策
中国における「反日」闘争
〔2012/09/15 22:47〕

尖閣諸島の領有権問題をめぐって、中国国内で反日デモが荒れ狂い始めている。デモや動乱を全否定する必要はないだろう。必ずしも「平和」や「安心」や「金儲け」を絶対的な価値と考えているわけではないからだ。

ある意味では一面において「国家主義者」は、中国や北朝鮮、ロシアなどと戦争状態に入ることも悪くはないと考えている。

というのも、主敵は国内の「戦後民主主義者」であり、「反日日本人」であるからである。

腐敗し退廃し堕落した小商人国家よりも、むしろ、「義の国」を理想とすべきであるだろう。

安保条約によってアメリカ軍によって守られながら、「アメリカ軍」の駐留に反対し、一方で、自らの軍隊を保有して、独自に国防の任に当たるのでもない。社民党の「福島瑞穂」に象徴される豚に安楽に耽っている戦後民主主義者の偽善と腐臭に現代日本は満ちている。

今回の中国における「反日」騒動は、金に目が眩んで中国進出を果たしている商人たちに、あらためて、国家や民族の存在を彼らに骨身にしみてわからせることに役立つだろう。それだけでも十分に意義のあることである。

中国の「反日運動」はまだ端緒に付いたばかりである。この事件によって、「平和ボケ」した日本国民も、ようやく国家や民族、国防ののことを真剣に考えるようになるだろう。そのきっかけをもたらしたことだけでも、最近の領土問題を端緒とする中国の「反日騒動」には十分な意義がある。

これらの機会を、国家のあり方、民族のあり方、国防のあり方、さらに憲法の問題などを考え直す機会として捉えることである。これらを契機に、「戦後民主主義体制」からの脱却、「GHQマッカーサー占領統治体制」からのより完全な脱却という目的の実現し、究極的な目的である「新日本国憲法」の制定と「新日本国」の構築とに向けてさらに格闘しなければならないのである。



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