マサコデグブログ

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~ノルウェージャンフォレストキャットRとイラストレーター挑戦のDiary~

この人でよかったと思う瞬間

2006-07-01 | Column
今日も曇ってます。
降るなら降ればいいものを。

きのう夕食の時間にテレビをつけると動物の番組をやって
いました。
病気やけがをした犬猫を賢明に治療するカリスマ獣医さん
の姿をダンナさんとふたりで真剣に観てしまいました。


ふむふむ。。。それでそれで??

胃捻転で手術をしてもダメかもしれないと言われた大型犬
とその飼い主の姿を喉をキューっと締め付けられる思いで
観ていた時、ダンナさんが「Rくんが手術しても助からな
いかもしれないって言われたら、もったいないから安楽死
だな。」と言ってきました。

彼は照れたり、悲しいものを観てウルっときそうになると
口の悪いことを言ってごまかすクセがあるのです。


(よかったぁ。。。)

それが分かっている私は「例えば手術に100万かかるって
言われて、あたしが渋ったとしても『キミはそれでいいの?
後悔しないの?迷うなんてRがかわいそうだ!』って必死で
言うと思うよ、キミってそういう人じゃん」と言ったのです
がそう言うと「...いや...オレはそんなことない...」とか小声
で言いながらご飯をパクパクッと食べました。


また照れたんだね。

いつも口が悪くて、気も利かなくて私をイライラさせるダン
ナさんですが、そういった基礎の部分が優しくて情の厚い人
なのです。
私が病気になったり将来ボケたとしても、ちゃんと愚痴も言
わず面倒看てくれる人だろうなぁ...と何故だか疑いもなく思
える人なのです。



昔から私を喜ばせるような気の利いた言葉も演出もしてくれず
逆にひどいことはたくさん言われ、泣かされて何度も別れよう
かと思いました。
時には別の男性から「別れて一緒になる気はない?」と言われ
たこともありましたが、それでも結局今のダンナさんと一緒に
いるのは、そういうなかなか見えない心の芯の部分の温かさが
分かっていたからなのかもしれません。


優しいことをしてくれる、してくれないに関わらず
『温かい人』『冷たい人』っているよね、なんとなく。。。


恋人や伴侶に対する愛情、子供に対する愛情、ペットに対する
愛情、親、兄弟に対する愛情....どれも比例しているように思い
ます。

愛情の深さって何をした、言った、ではないんですよね。
行動に出す出さないは、器用か不器用か、上手いか、下手か、
ですもの。
心の中までは計れないのです。

そうなのです、私も分かってはいるのです。

それでも時には優しい言葉や表現をしてほしいと思ってしまう
んだよなぁ....
なかなか超越できないところです。


ふわ~~。。一生言ってなさいな。。。