そうかあ、植草甚一氏がお亡くなりになって、1979年だから、もう40年以上たつのかあ。
ずらーっと、出てまいりましたねえ。ぼくはこの過激なジャズ評論家、エッセイストにして散歩の達人、JJ植草甚一氏が大好きだった。なんといっても買ったばかりの雑誌をカフェに入って、さあ、「つまらぬ広告ページ」からベリバリ破りはじめ、それからじっくり読みだすという雑誌の読み方がとてもショックであった。ここで注目するのは、「つまらぬ広告」であって、広告表現をすべて嫌っていたわけではないと思いたい、まあさしずめ本がとりわけ雑誌が売れない時代にこんな刺激的なことを書くのはどうかと思うけれども・・・
皆さん、ウェブでもそう思うぼくですが、広告を出している企業がいつも同じであるような感じお持ちではありませんか。新鮮な商品、斬新な広告がみたいのですよ、ぼくは。
それがどうも、面白い広告、うん、何かハッとするよな商品、まったく感じられないのですよ。毎度毎度の同じ商品、同じメーカー、ううむ、これじゃ何か買って応援したいけれどできないじゃありませんか。
と言っても貧乏人石めには、消費する桁が、けちけち富裕層の100分の一ほどの額しかないでしょうが、もし、うむ、これは素晴らしい商品である、じゃあ毎月買いましょうとなるやも分かりません、少額でもリピーターになって消費してくださるファンを増やすって、案外大事なことかと思うのですね。
今ぼくが健康のために、毎日欠かさず買う商品は、
1、ヨーグルト・牛乳
2、林檎
3、美味しい麺麭、パンです、
以上の商品は必ず買いますけれども、案外ないのですね、これが。
美味しいパンと言っても、添加物いっぱいのパンは買いませんからね、念のため。
実は小さなお店でとっても美味しいパンを作って売っているお店を知ってはいるのですがそのお店、遠いのですね。ですからたまぁにしか行けませんのです。
でも広告を打つようなお店ではないと思うなあ、小さな小さなお店ですもん。
結論、丁寧な仕事をしているお店はきっと伸びる。(結局これだけのことを言いたかったのかあ?)
フォト・文 石郷岡まさお