まさおレポート

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保革 若い記者さんたちは先輩たちの言葉を無反省に使わずに適切なラベルを張って欲しいなと思う

2022-03-09 | 日常の風景・ニュース

韓国大統領選挙が今日行われる。どちらが勝っても日韓関係の改善に結びつくかどうかは予断をゆるさない。でもどちらかというと

「李氏は文在寅政権の対日政策を継承するでしょうから、日本への厳しい姿勢が続くことが予想されますが、尹氏は金大中‐小渕恵三時代の『日韓パートナーシップ宣言』のころに戻すと言っており、日韓関係の改善に意欲的です。尹氏のほうが望ましいというのが、日本政府の本音でしょう」

ということを信じて尹氏に勝ってほしい気もするがさして強い期待でもない。

いいたいことは保守、革新という言葉の使い方が無反省に使われ続けていることだ。


メディアの言葉使いが気になる。保革とリベラル、右派左派、保守と革新のラベル張りだがメディアはこの言葉を特に意識することなく使っているのかもしれない。とくに比較的若い記者たちは。


「保守とリベラル、保守と革新など政治意識の対立を意味するラベルは、政党の性格を理解するための道具です。本当の『保守』『リベラル』とは何か、という議論は、政治対立の理解にとって必須ではありません。『保守系の候補』ならばこんな政策を支持するだろうといったように、有権者が把握するためのコミュニケーションツールです」

https://www.asahi.com/articles/ASP916DX0P91UPQJ007.html

とも説明されているが「本当の『保守』『リベラル』とは何か、という議論は、政治対立の理解にとって必須ではありません。」は本当だろうか。気になってしょうがない。


子どものときから保守的な考えはよくない、もっと革新的な考えをしろと教えられてきた気がする。戦後教育の影響かも知れない。しっかり基底部に刷り込まれたこの観念は死ぬまで消えそうもない。

ところがメディアで政党のラベルに使われるとおかしな感じがする。ひょっとして左派系メディアと呼ばれる勢力の今も続く国民洗脳の伝統が根強くのこっているのかとも思ってしまう。ラベル=レッテルを張ると言うとディベートでも禁じ手らしい。

こうした無反省な言葉は国民に間違ったバイアスを与えて次第に国民を蝕んでいくと言うことをメディアの特に若い層は気が付かないといけないのではないかな。

与党野党ならバイアスのないネーミングだ、右派左派ならフランス革命にまでさかのぼる色付けだ、右派は圧政派で左派の方がかっこいいからこれもバイアスを与えるが保守、革新よりはかなりましな気がする。米国の共和党、民主党はあまりバイアスを感じないし米国の映画ドラマで見る限り保守、革新というネーミングはなさそうだ。

若い記者さんたちは先輩たちの言葉を無反省に使わずに適切なラベルを張って欲しいなと思う。


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