佐々木閑氏はそれぞれ好みの宗教信仰を持てば良いという態度だがカルトについて言及している。他の宗教を一切認めないという宗教は必ず暴力性を持つようになると断言する。イスラムとキリスト教について、あるいはオーム真理教を念頭に置いている。もう一つはその宗教の存続期間だという。短いものは生涯をかけるに値しないとも。これは結果論的だがそうだろうなと思う。
紀野一義氏も戦後に山口に寄宿した時熱心にキリスト教を勉強した期間があると述べている。牧師の高木さんと親友であり、互いの親交を深めている。他の宗教について批判的な言葉をあまり聞いたことがないが創価学会については触れていて、一度問答にやってきた青年部の面々をもっと勉強してからこいと言ったことを講演で述べている。オームについても触れていた気がするが忘れた。いずれ思い出した時に書き加える。
いずれにしても両氏に共通していることは何か。血相変えて攻撃するということはしていないということだ。膨大な講演や動画の中でほんの一瞬触れている程度だ。