まさおレポート

バリの豪邸

ある仕事をお願いするために紹介してもらったバリ人が、私たちの滞在しているビラにやって来た。ごく普通の身なりをしている30代後半とおぼしき女性だ。少し話をして、早速自宅兼ファクトリーを見学することになった。ビラの玄関をでると夫が車で待っていた。ホンダのま新しいワゴン車に乗っているので裕福な会社なのだと分かる。そのまま家族とバグース、それに来たばかりのベビーシッター総勢5名が乗り込み計7名を乗せて寿司詰め状態でデンパサールへと出発した。


デンパサールといってもかなり広大なエリアを指すらしく、いつもいくデンパサールよりもかなりの距離を走って自宅兼ファクトリーに着いた。畑の真ん中に大きな門構えがある。いまどき日本ではめったにお目にかかれない大きな門を、中からスタッフが開けてくれる。門内から数匹のチワワが飛び出してきた。

整備された前庭を通り、三階建ての建物に入ると床は真っ白な大理石が敷き詰めてあり、20年以上前に訪れたシンガポールの高級マンション風にしつらえてある。筑後1年程度だとのことで全てがまあたらしい。スタッフがきちんと整備されたファクトリー内で整然と働いている。いままで経験したバリ人のファクトリーとはかなり異なる。

見学が終わって私のビラまで送ってくれたが、途中の昼食時に釣りの話になった。釣り用にボートを持っていて毎週末は海釣りに出かけると言う。一緒にいかないかと誘われるが社交辞令なのか本気か今のところよく分からない。まあ、仕事がうまく運べばということだろうが、どんなボートか気になるところだ。


 

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