まさおレポート

職場でテレビを見た記憶は

官庁、たとえば総務省や経産省に行くと課長席あたりに必ずテレビが置いてあり、国会中継などを流しっぱなしにしている。しかし一般の会社では職場にテレビはない。休憩室か社員食堂においてあるくらいだ。それでも職場でテレビをみた経験が何回かある。それぞれを思い出してみると大きな事件などの際は職場でもテレビをみている。しかし案に相違して数え上げてみるとたったの5回しかない。最後のワールドカップを除いてそれぞれが時代を画する大事件であったことがわかる。

1 連合赤軍残党と警察との攻防 1972年2月19日。電電公社データ通信本部で横浜銀行のオンラインシステムに従事していた。横浜の港が見える行員食堂で銀行の「浅間山荘立て籠もり事件」を仕事の合間に休憩を取っては見ていた。リアルタイムの銃撃戦や丸い巨大なコンクリート玉をぶつけての山荘の取り壊しに目が離せなかった。

2 イラク湾岸戦争 1991年1月17日に開始した攻撃の様子は職場のケーブルテレビ・CNNで暗闇に閃光が走る映像が繰り返し放映されていた。この職場は建設省(現在国土交通省)が出資していたので、道路公団からの出向者も多く、そのために役所の習慣も一部残されていた。職場の席からもその暗闇に光る閃光をちらちらと眺めていた。

3.阪神淡路大震災 1995年1月17日に出勤すると東京―大阪間の通信ケーブルが途絶していることを知った。まだ大地震の影響だとは気がついていない。その後対策本部室が設けられ、その部屋でテレビに映る甲子園付近の高速道路が二つにおれている映像や神戸市内が炎上している映像を繰り返し流していた。

4.9.11 2001年9月11日に社長室に入っていくとソフトバンクの孫社長が大型プロジェクトに見入っている。画面はワールドトレードセンターにジェット機がぶつかるシーンを繰り返している。現実のこととは思えない映像であった。しばらくして幹部会議で孫さんは「これから世界は戦争状態になる。気を引き締めていかないといけない」と述べて経費節減などの引き締めを訴えていた。

4.2002年ワールドカップ これも休憩時間に会議室のテレビをしばしばみていた。
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