まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

父のたどった道

2006年11月09日 19時25分22秒 | 今日の日記
土曜日に愛馬グラントリアノンが福島で、シルクイグニションが京都で出走します。両頭共芝の1800mを走ります。

特にシルクイグニションは来年のクラシック候補2頭と対戦します。とても楽しみなレースになりました。
クルサードは今年のキャロットの一番馬。恐らくクラシックに乗っかってくる馬です。ダンスインザダークの代表産駒になるかもしれない素晴らしい馬です。見た目もいかにも柔らかく角居厩舎のエースに成り得る存在。将来、大仕事をする馬かも知れません!
そしてもう一頭のコンティネントは音無厩舎の秘蔵っ仔。こちらも大変な評判馬で、迫力ある馬体に好位に付けられるレースセンスの高さから相当の活躍が期待されます。皐月賞あたりでは人気になる馬かもしれません。

これに挑むシルクイグニションは血統、馬体どれを取っても評判馬とはかなりの差があります。贔屓目に見てもかなり劣勢です。
父のスエヒロコマンダーは1800m~2600mまでのカテゴリーで勝ち鞍をあげ、末永い活躍をした名脇役でした。61回もの蹄積をターフに刻み込んでいます。
その偉大な父が初勝利をあげた11月の京都芝1800mの舞台に時を経てその息子が走ります。


競馬はロマンです。強敵相手に怯む事無く食らい付いて欲しい、そして怪我知らずで元気溌剌なイグを長い間見ていたい。強くそう思うのです。