日々淡々

日々想う事・・・喜び・悲しみ・怒り・憂い・・・それでも淡々と生きてく・・・糧や安らぎに出会えたら・・・

そうなのかな~

2005年03月12日 | 日記・エッセイ・コラム
とりあえず、【新株予約権、差し止め】ってコトになりましたね。
司法の判断はこうなるでしょうね。平等を標榜する日本社会だから・・・
これが逆だったら、それこそ「不公正」な社会になっちゃう。。。

評価はイロイロだろうし、これで終わりじゃないから何とも云えませんが
チョット気になったコラム記事が。。。今日の中日新聞の「中日春秋」
この中の記事でジャーナリズムの大切な役割として紹介している一文。

「権力を監視し、不正を追及し、国民の知る権利にこたえることである。
弱い立場や少数の人の事実も伝え、世の中が少しでもよくなるよう
目指すことだ。」

確かにその通り。現場で地道に取材をされている方々は
この言葉を大義において日々活躍されていることと思います。
でも、結果としてメディアに載ったときホントに活かされてますか?

日本人らしさかもしれないけれど、ニュースや報道を見る限り
身近にあるほぼすべてのメディアが同じスタンスで伝えているように
感じているのは、私だけでしょうか?

もし現実にコラムで紹介されたようなスタンスであるのであれば
メディアごとに様々な意見や切り口が出てきてもよさそうなもの。
同じ視点で同じようなことを伝えているようにしか見えません。

逆に、事象の落としドコロを先読みして風評に乗って伝えていて
立場の違いや少数意見を代弁するって言う部分は姿を潜めて
誤報や批判を恐れて「寄らば大樹」的な報道になっていませんか?

確かに既存のメディアを「今は必要ない」って堀江氏が言ってるのは
どうかと思うけど、堀江氏がここで言う「ジャーナリズムの大切な役割」
を認識していないとは言えないし、論点が違うと思いますが・・・

残念ながらこのコラムからはメディア側の立場での保守的な姿勢しか
感じられませんでした。今回のことをある意味「チャンス」と捉えて
論戦を見せてくれるのもメディアの在り方かと思いますが、いかがでしょ?