日々淡々

日々想う事・・・喜び・悲しみ・怒り・憂い・・・それでも淡々と生きてく・・・糧や安らぎに出会えたら・・・

じさまが退院しました。

2010年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム

8月7日岡崎の花火の日に入院したじさまが今日、退院しました。雑菌による発熱からの帰還です。入院後半は随分元気で、病室のあるフロアを動くこともあったとか…元気で何よりです。11時までに退院と云う事で、9時半頃病院に行きました。

病室に行くとテレビを見ながら横になっていました。おふくろが身の回り品を片付けている間に清算に行く。流石に日曜日の朝。スムーズな手続き。順に淡々と進み、程なく車で帰宅。「みんな、はよ走るなぁ~」などと、口にしながら嬉しそうに帰宅。

家に着くと自力で車いすに乗り換え、自室へ移動。これまた自力でベットに上がり横になる。感触を確かめるように横になり、頷きながら体を休めていました。程なく車いすでリビングに出てきて新聞を読む。「涙が出て字が読めん。」…退院が嬉しかったのでしょう。

買物に外出。ベットで観られるテレビを購入してきました。少しでも自力で動けるようにテレビはリビングのを見るようにしてもらっていましたが、車いすに座って観ているのが辛い様子。入院した日にも購入する予定でしたが、退院を待つことになりました。

帰宅後テレビを設置する。耳が聞こえず、テレビの音声は聞こえないようでしたが、「聞こえんでも絵が見える」と、嬉しそうに観ていました。設置後、リビングで転寝していた私のところへ車いすで現れたじさま。目をあけると…

「お主はわしの為に生まれてきたみたいだなぁ~ありがとう。これで100まで生きる権利を貰った。お主も100まで生きてかー(=おふくろ)の世話をせるだぞ。生きれることはありがたい。」っと。涙目になりながら訥々と話していました。

明治に生まれ、戦争を経験し、戦後の日本を生きてきた。じさまにしてみれば夢のような今の日本。生ある限り楽しんでもらいたいし、楽しめる日本であるようにしていかねば…。我々が引き継ぎ、次代へ受け継ぐ…そんな思いを強く持ちました。


じさまが入院しました。

2010年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム

先週末の土曜日。花火大会を見る為に実家に帰りました。渋滞を避けるため、昼ごろ家を出て、3時前ころ実家に着く。ここまでは予定通り。花火が始まる前に、散歩がてら会場をチラ見してこようと出かけると、おふくろから電話。

じさまが熱を出して震えている、との事。齢100歳にならんとするじさま。こりゃいかん、という訳で実家に戻ると、入浴の介護に来たヘルパーさんも一緒に居てくれました。掛り付けの医者に電話するも、流石に土曜の午後ではつかまらない。では、救急車。

程なく到着し、救急隊員の方がささっと対処。救急車に乗ったまでは良かったものの、なかなか発車しない。受け入れてくれる病院が決まらない様子。数分後、市民病院へ搬送することになり、じさまとおふくろは救急車で病院へ。

後追いで車で病院に到着すると、じさまは処置室、おふくろは待合で待機。相当な時間を待って過ごし、じさまのところへ行くと「三途の川はどこだ?」と冗談を飛ばすほど本人は元気。ただ、スタッフの方は、色々調べたけど原因が解らず困っていました。

救急医とも相談の上、本人は元気ではあるものの原因が解らないのは再発のリスクも含めマズいので、この際だからしっかり調べてもらうことにして入院する事にしました。病名は「不明熱」。決めたら決めたで、入院の手続きの為また相当な時間を待たされました。

待っている間に兄一家も駆けつけてきました。じさまも嬉しかったようで、曾孫の顔を見ると涙目になっていました。で、病室へ移動し、手続をすませ帰宅する事になりました。この時、午後10時。とっくに花火は終わっていました。

なにはともあれ、無事で何より。おふくろ一人の時じゃなくってよかった。早めに帰省したのも何かの知らせかもしれません。後は、順調に回復してくれる事と、原因が解って対処が出来るのを待つのみ。早く、元気で退院してください。


またまた、痛い。

2010年08月04日 | 日記・エッセイ・コラム
今週の月曜日の事。月が変わって社内の彼方此方に掲示してあるカレンダーを捲って歩いていました。週始めの、全体朝礼までに間に合わなかったカレンダーが一部。朝礼の会場に掲示してありました。朝礼中も気になって仕方なかったので、終了後ただちに捲ろうとしたその時。

いてっ!

カレンダーを綴っている金具のエッジが、刃物よろしく右手中指の先端をズバッと切り裂きました。直径5ミリ程度、深さ0.2ミリ程度に指先が抉り取られました。痛みもそうですが、血が溢れ出て止まらない。そっちの方がびっくりしました。応急で、輪ゴムとガーゼと絆創膏で処置したモノの滲み出る血は止まらない。

近くの病院が受付を開始していると聞いて、兎に角血を止めて貰おうと急いで向かいました。以前にもかかった事のある病院なので、診察券と保険証を提示して早速みてくれました。心筋梗塞の治療の投薬のせいで血が止まりにくくなっていました。当然、相反するので止血剤は使えません。

と、云う訳で、止血の為に指先を縫う事になりました。「痛いよ~」っと、先生が言う通りいた~い麻酔注射の後、縫合して貰いました。とりあえず止血は出来たので、後は1週間後の抜糸まで毎日消毒に通って下さいとのコトで治療は終了、やれやれ。で、治療後のお会計。

「労災扱いなので、一旦全額お支払い下さい。手続き書類をお持ちいただいた時に全額返金します。」と、いうコトで支払うのですが、健康保険の時は3割だから、そこから類推して全額となると……結構な金額になりました。偶々、持ち合わせがあったから良かったけれど、こちらも…いたっ!

お金が無いと医者にもかかれませんね。心筋梗塞で入院した時もそうでしたが、改めて保険の有難さを認識しました。皆さん、キチンと保険に加入しましょう。