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イリノイ州シカゴは、とても運河が発達している場所でした。
ここはイリノイ・ミシガン運河と言います。
ミシガン湖に流れるシカゴ川からイリノイ川上流までを繋ぎ、五大湖と
ミシシッピ川およびメキシコ湾の間の舟運を可能にした運河になります。
1848年に開通し、中西部と南部の運搬を一気に容易にしたこの運河の
開通によりシカゴは交通の要衝として発展しました。
1900年より幅が広く距離の短いシカゴ衛生・船舶運河が開通します。
1964年には、アメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されました。
その運河を使って観光船が、たくさん通行していました。
大小さまざまな客船が行き交います。
たくさんの乗客が乗船しており、こちら側に手を振って挨拶
(アピール)しています。
夏のシカゴは、華やかな雰囲気がありました。
この日も最高のお天気、乗船したお客さんにとっては楽しいひと時でしょう。
水質はそこそこ良い様にも思えます。
少なくとも、ニューヨークのハドソン川より綺麗なのは確かです。
そんな運河沿いに、お散歩してみました。
もう直ぐ先は、ミシガン湖になるでしょうか。
交通の要であり、とても重要な交通手段でしょう。
運河沿いを歩いていると、まるでトウモロコシの様なビルが見えてきました。
円形ビルの高層マンションは「マリーナ・シティ」になります。
まるでトウモロコシ!なので、地元民達は「コーンタワー」と呼ばれている様です。
下層階が駐車場になっており、沢山の車が並んでいました。
シカゴのダウンタウン界隈は、とても運河が発達しているので~
多くの観光客と思しき方々が観光船から手を振っていました。
乗船客と橋の上の人と手を振り合うのは"観光船の醍醐味"だと思います。恥ずかしがらず大きな身振りで手を振るのがコツですね。