無限大の夢追いかけて

日々、頭に浮かんだことを書き残そうと思います。

あるお母さんからの相談

2009-11-02 23:58:20 | サッカー
 「うちのお父さん
  サッカー経験もあるのに
  子どもに教えてくれないんです。」

 お父さんは、僕の友達。
 子どもは、小学3年生。
 
 お母さんとかなり長時間電話で話をした。

 聞いてみると、

  お母さんは、とにかく上手くなってほしい。
  単純に、そんな願いで僕に相談をしてくれた。

  でも、
  その子がどんなプレーをするのか?
  を見たことがない僕としては、なかなか難しい相談が多かった。

  お母さんは、サッカー技術の面では、
  あまりわからないので、
  余計に「上手くなるためには?」が気になるらしい。

  ただ、話を聞いてみると、
  もちろん、お父さんには、お父さんなりの考えがあって、
  たまには、一緒にボールも蹴るし・・・
  今の段階では、今の子どものレベルで満足している様子が伝わってきた。


 我が子に期待するもの。
 
  もちろん、サッカーをさせている以上、
  親なら、誰もが上手くなってほしいと思っているんだと思う。
  ただ、どこまでを期待するのか?
  技術面であったり、精神面であったり、生活面であったり、
  それぞれの面で期待することも、期待するレベルも、人それぞれで、
  夫婦でも、違う部分があるのは当然で、
  そして、総合的には、
  何が正解で、何が理想という答えも難しい部分が多かった。
 

 ・・・


 最後は、「二人で相談してくださいね。」と笑って終わったんですが・・・

  二人とも、「我が子のために」というところは共通していて、
  技術面、精神面、生活面・・・すべての面で、
  我が子の成長を願っている訳で、
  お母さんからの質問で、
  「この部分は、どう思いますか?」という個々の部分は、
  僕なりの考えを伝えて、
  さらに、それが、他の部分にどんな影響があるかも、
  気付いたところを、話したけど、
  最終的には、二人で決めてもらうしかないことが多かった。


 僕自身、我が子の子育てを経験して、
 さらに、チームでは、子ども達にサッカーを指導して、

  子育てにおける正解・不正解の判断は
  難しい部分が多いことを痛感している。
  ある意味では、正解・不正解のない部分が多いことも痛感している。

  それでも、月日は過ぎていく。。。
  
  判断が難しくても、
  親として判断しなければならないことも少なくない。
  指導者として判断しなければならないことも少なくない。


 ・・・


 すごく抽象的な話になりましたが・・・
 あるお母さんからの相談で、僕自身もいろいろ考えさせてもらいました。

                       (^-^)ニコ