今日の言葉
幸運は大胆に味方する
エラスムス『痴愚神礼賛』より
安倍首相が20代の若者に人気あるという特集を読んで、『なるほど、そこか』
理解できました。
安倍首相が実行することに、アベノ○○○と命名されます。政策の良し悪しは抜きにして、それだけ、憎めないキャラクターとしての存在感があるのかもしれません。
ボキャブラリー不足で、失言をすることもあります。「その質問の答えここに書いてありません」、目くじらをたてて質問している野党議員は、肩透かしを食らい、頭に血がのぼり、語調が強くなり、しまいには、ヒステリー気味にまくしたてます。もうこうなると喜劇です。
議論嫌いの安倍首相、めったに党首討論を行いません。カンペがなければ発言できないこと、まわりがわかって配慮しているのでしょう。今の時代は、面と向かって対話しなくなりました。SNSが主役、顔を合わせることなく、文字で自分の意見を発信できるネット社会、ビジュアル系の安倍首相はピタリあてはまり、若者の支持を得ているような気がします。
若者たちは、情報を精査分析し、善悪を見抜く能力を秘めています。SNSによる個人情報発信により、テレビ、新聞、既存のメディアが衰退しています。先日報道された、検事総長と新聞記者の賭け麻雀、半世紀前の昭和の残像のようでした。これでは、信用失墜、令和時代に取り残されるわけです。
安倍首相のゆるキャラからの脱却、コロナの影響大、これからの日本を変えていくようなキャラの持ち主の出現が待たれます。