日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

おいしいお酒、料理安心して食べることができる日を待ちわびています。

2020-06-06 11:34:00 | 日記
     今日の言葉

相手が本当に欲しがるものを与える。相手が本当に求めるものを習慣にとらわれず見極めるべし。花束?なんだそりゃ。食い物まず食い物なんだ。
            田中角栄

収入源もなし、給付金10万円も焼け石に水、我が暮らしらくにならず、とても外飲みできる状態ではありません。三密禁止、ソーシャルディスタンスを保つ、そんな気遣いしてまでも飲む気持ちが起こりません。非常事態宣言解除後も用心内飲みのほうが気楽にくつろいで飲むことができます。外食も同じです。ひとの集まるところはできるだけ避けることにしています。

これから、人口の四人に一人が高齢者になる時代、昨年の出生数は統計を取り始めて、最低を記録しました。少子高齢化社会の弊害がこれからでてきます。貧富の格差が広がり、貧しいひとたちが増えていけば、外食に遣うかねは出しません。貧困層が厚くなれば、大手の外食産業も経営がやばくなります。個人事業主として営業している店もドミノ倒しで閉店しています。次は、大型店です。

自前の店ならいざ知らず、借りてまで商売をする時代ではなくなりました。テナント料、人件費等の固定費の占める割合が大きくなり、利益がでにくくなりました。郊外のレストランも、少子高齢化の影響で、車運転してまで食事に行く人も少なくなったでしょう。外食は「ハレ」の舞台でしたが、孤立化社会、一同で会する機会も減りました。精神的、肉体的、そして、金銭的余裕がないので、外食より内食になるのは仕方のないことです。コロナの収束も予測が立たない中、耐久生活でしのぐ以外に手立てはありません。下級国民が我慢生活している中、
上級国民の人たちは、高級店で三密の心配もなく、おいしいものをたべていることでしょう。うらやましい限りです。

近ごろ、ひがみぽくなった自分に対して嫌気がさしています。


コメント
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