日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

素直か一番、悪いことをしたら『すいません』の一言発しましょう!

2020-06-27 06:23:21 | 政治
    今日の言葉

ある人が嘘を吐くということを考えてみれば、それは、その者が神に対して大胆であり、人間に対しては卑怯であるということにほかならない。
  フランスス・ベーコン『随想集』

河井夫妻の買収実態が少し明らかに

広島県安芸高田市『児玉浩市長(57)』
26日に会見、否定から一転受領したことを認め、反省の証しとして丸刈りにされたようです。

市議会議長先川(さきかわ)和幸(73)、副議長水戸真悟(71)も、26日、各議長室で会見、否定から一転、金銭受領を認めました。

庶民感覚では理解しえない巨額選挙資金

選挙資金1億5千万円、巨額支給されれば、景気よくばらまきたくなる気持ちは、よくわかります。自分たちで働いたお金ではありせんので、気にすることなく大盤振る舞いできたのでしょう。元を正せば、国民の税金、企業の献金です。金銭感覚が麻痺し、諭吉さんがただの紙切れになってしまったのでしょう?私ごとで恐縮ですが、昨日、給付金10万円振り込まれていました。恥ずかしい話しですが、指折り数えて待っていました。神様、仏様、諭吉様、本当に助かりました。1万円が救いの神でした。諭吉様も、紙切れになったり、拝まれたり、さぞかし大変でしょう。使う人により価値が変わるのは一万円札の宿命です。

「札束でほほを叩く」

政治の金権体質、戦後から変わっていなかったこと、はっきりと国民の前に明らかにされました。「政治の世界は金次第」、草葉の陰で福沢諭吉様も泣いています。この体質はかえていかなければ日本の未来がありません。政治資金をばらまくくらいなら、国民のために使うほがよほど、諭吉様は喜びます。

 通常国会の翌日
      安倍首相の会見内容

『本日、我が党所属である現職国会議員が逮捕されたことについては遺憾であります。かって法務大臣に任命した者としてその責任を痛感しております。・・・
これを機に国民の皆様の厳しいまなざしをしっかり受け止め、我々国会議員は改めて襟を正さなければならないと考えております。』

参院選前の案里氏の言葉

「官邸から『出なさい』って言われたの。『それじゃ出ましょうか』ってお受けしたんです。落ちたら無職ね」

他人に厳しく、自分に甘い

安倍首相の得意技『とかげのしっぽきり』また、二人犠牲になりました。河井夫妻の買収行為は、公職選挙法に違反、逮捕されて当然ですが、夫妻は、罪の意識がうすようです。政治家同士の買収は日常茶飯事行われているので、善悪の判断もつかなくなったのかもしれません。そして、本家本元、「これを機に襟を正す」と顔色一つ変えず、河井夫妻を、他人事のように突き放す冷酷さ、いつものことですがいやになります。

お金で人生を棒に振る

河井夫妻から買収された人たちも被害者です。実績、年齢をみると、功成り名遂げた人たちで、人生の花道の上に汚点を残してしまいました。「福沢諭吉、みんなでもらえば怖くない」、お金の威力は恐ろしいと改めて思いました。日本のどこかで、誰か同じことをしているんだろうな?



コメント
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