今日の言葉
楚の荘王が国を治める秘訣を聞いた時
簷何(せんか)楚の賢人の答えは
『上の立つ者の身が修まっているにもかかわらず、国が乱れているという話しはいまだかって聞いたことがありません』
2020年7月5日、東京都知事選挙が行われます。私も都民の一人として投票します。
小池百合子現東京都知事の一強でほぼ決まりでしたが、れいわ新撰組山本太郎代表が立候補を表明しました。どのような展開になるのか興味が湧いてきました。まだ、どちらに投票するか決めていませんが、公約を聞いてから決めるつもりです。
山本太郎氏の公約
・東京五輪、パラリンピック中止
・新型コロナ対策
全都民対象10万円給付
・最大20兆円の地方債発行
・大学、高校の授業料1年間免除
・消費税減税
上記掲げた公約は賛成です。都民の気持ちを汲み取っています。立会演説会の主張もいい悪いを区分け、わかりやすい内容で、聴衆も同調しています。
小池百合子氏は、就任以来の実績があり、任期までこのままいきそうです。今回の新型コロナウィルスでの陣頭指揮、板についていましたが、カタカナをよく使いました。
小池氏は、一つの敵をつくり、それに対して一方的に悪いところを指摘、追い詰めていく手法です。かって、「ブラックボックス」と横文字を使い、それは、悪であるという印象つけに成功しました。ブラック、それは隠し事、けしからんとなり、真実であるかどうか判断することなく、信じてしまいます。私もその一人でした。
小池氏がエジプト大学から卒業証書が送られてきたことが話題になりました。卒業していないことは、以前から指摘されていました。学歴詐称は嘘をついたことになります。そんなことは意に介さず、政治家を続けてきました。それぐらいの図々しさがなければ任務はまっとうできないのかもしれません。
石原慎太郎氏は、「大年増の厚化粧がいるんだな、これが。これは困ったもんでね・・・」2016年都知事選自民党決起集会時に言いました。これ以後、女性の反感をかい、小池氏の圧勝につながりました。
口は禍の元とよく言われますがその通りですね。でも、石原氏は小池氏の本質を見抜いていました。私も同感でした。しかし、家内はあの発言は、女性に対して失礼でしょうと、諫められました。気持ち裏腹、そうだねと相槌をうついがいにありませんでした。
2020年、都知事選どんなドラマがうまれるのでしょうか?過去3年間の投票率です。
平成28年7月31日 59.73% 平成26年2月9日 46.16%
平成24年12月16日62.60%
以外と高いのに驚きました。