マッコウクジラが大阪淀川に迷い込んだまま息絶えたそうです。8mの巨体で、船が行き交う川に放置できず、またそのうち腐敗するので何とかしなければならないのです。真っ先に考える(というより他に選択肢が無い)のは、沖合の海上にえい航して、自然に他の魚のエサになるのを待つことでしょう。
そこで気になるのが龍涎香であります。昔中国では、空飛ぶ龍が垂らした涎として珍重したもので、マッコウクジラの腸だか何かにそれが溜まって、糞として排出されるのが海岸に流れ着くと、エライ高値(数千万円から1億円以上)になるという話です。詳しいことは存じませんが香料か漢方になる高価な代物で、商業捕鯨があった頃はこの副産物が有り難がれたのです。
そうとなれば、陸揚げして解体し、その肉は食用には出来ないにしても、肥料や飼料として活用し、龍涎香を採取するなどという発想は出来ないものか、などと考えてしまいます。なんにせよ迷い込んだ「淀ちゃん」の巨体を野ざらし(海ざらしか)にして朽ちさせるのがクジラの末路になるというのは哀れな気もします。どうでもいいことではありますが。
更に、ロシアの民間の軍事会社「ワグネル」は5,000人以上いる社員のうち2,000人ほどが戦闘要員であるとの記載がありますが、 ウクライナ侵攻で多くの兵士が死に、多くの兵を調達しているようです。ロシアの中で、最も洗練され先端兵器を備えた精鋭部隊で、ウクライナ戦線の最前線で暴虐を尽くしているのです。どうやらその経営者プリコジンとプーチンは昵懇の間柄で、プーチンの私兵と言っても良さそうです。ワグネルのいくところは殺人と戦闘と略奪、そして、その戦闘地域が国家規模に及ぶような資源があって、これを奪取する目的もあると聞きます。
そんなことはウクライナのゼレンスキー大統領も先刻承知で、ウクライナのルハンシュク州にあるワグネルの拠点を攻撃したこともあるようです。素人考えでは、ロシアが本拠地でしょうから、そっちを攻撃したらどうなんだ、と思います。ロシアはジャンジャンウクライナの民間施設にミサイル攻撃しているのだから、ピンポイントでロシア領内のワグネル叩きをしてよいのではないでしょうか。そうもいかないのかな。
話は国内に戻して、NHK党のガーシーとかいう議員が、当選後未だに登院もせず、6か月間、全く国会議員としての仕事をしていません。さすがにリモートという制度は無いはずです。犯罪とは言えないので国際指名手配することは無いでしょうが(笑)、歳費や文通費、公設秘書代などは支払われているはずなのです。民間だったら、懲戒免職ではありませんか?違いますか?。こんな奴を首に出来ない国会や議員制度はおかしいと思いませんか?
そうしたらもう一人、水道橋博士という芸能人崩れの参議院議員は昨年10月頃から「深刻なうつ」を理由に活動停止し、議員辞職するそうです。病気なら仕方ないか。でもワタシが現役の時、表に出る症状が何もなくてピンピンしているのに、何度もうつ病といってずる休みした部下がいました。本人が具合悪いと言っている以上出社させられない、という産業医の言葉が忘れられません。真正の鬱だとしたら休職・離職はやむを得ないとしても、残りの任期分を1年交代で複数の議員にやらせるととんでもないことを言い出しました。マンションの理事じゃないんですよ。仕事への責務・公金を貰う重さ・選挙民の気持ちなどを考えないのですかね。
更に、人気ユーチューバーと言われているらしい「はじめしゃちょー」という人が、Twitterの「いいね」の回数に100円を掛けた金額で宝くじを買ってみると言い、実際に710万円購入したと報じられました。結果は500万円の損であったようです。このブログでも言及しているように、約50%が寺銭で還元率は半分、均すと1億円を2億円で買うという、愚かで不条理な宝くじを嬉々として買う人の気持ちになれないのは、ワタシが勘違いしているのでしょうか?
東京のど真ん中の六本木で不動産会社の社員が、使い残しのスプレー缶をハンマーで潰していたらガス爆発が起きました。そうしたスプレー缶が、円柱で固い金属で補強されているのは、潰してはならないからであります。ビールのアルミ缶と訳が違って、潰さずそのままで、所定のゴミ出しに出さなければなりません。金属の硬いボンベやスプレー缶に金属のハンマーを打ち付ければ火花が散るのは当たり前、ましてガス抜き自体を室内でやる、などは論外であろうとおもいますが、東京は違うのかしら。
世の中の事象や流れ、出来事にワタシの頭では理解できないことが多すぎるのです。ネットや色々なメディアから雑多な考え方が溢れてきて、複雑化しているのでしょう。これはワタシが浮世離れしているのか、はたまた認知症の始まりかも。しかし、これだけ知恵や情報が容易に発信できる世の中になって、その道の専門家や世界的な研究・論文なども読めるでしょう。政治家は嘘ばっかりなので信じてはなりません。でも、テレビに出てくるような偉い大学先生や論説委員・ジャーナリストなど、もう少し頑張って、分かりやすく説明して貰いたいものだと思います。
さもなければ、世の中がちょっとずつ狂ってきて常識が通用しなくなっているのかも、と思ったりもしているのです。
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