植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

第3回巨人軍ドラフト戦略会議 ワタシに任せた方がまし

2021年09月30日 | スポーツ
いままで、どんなにアホなドラフトをしてきたかは第1,2回をご覧ください。

 今年のドラフトの特徴は、①特別な超目玉と言われる選手が少ない(ばらける可能性が強い)②大社投手には傑出した選手が見当たらない③甲子園の優勝投手など、注目選手の多くがプロ志望届をしなかった、ということが挙げられます。去年は、高卒選手がコロナで試合に出場する機会が少なかったので実力を推し量る余地が減りました。佐藤輝明(阪神)、早川(楽天)、栗林(広島)、伊藤大海(日ハム)など、即戦力期待の大社選手が中心になりました。

 今年は一転して高卒投手に注目が集まっています。例によって高校ビッグ3という呼び名が出てきたのは「風間球打 ・小園健太・ 森木大智 」の右投手三人で、いずれも甲子園では活躍できませんでしたが150km/hの速球を投げる本格派です。おそらくこの3人は指名が競合して抽選となるでしょう。この後に続くのが二刀流阪口楽(岐阜第一)
達孝太 天理)と畔柳亨丞 (中京大中京)です。さらに左投手では松浦 慶斗(大阪桐蔭)・ 木村大成 (北海)石田隼都 (東海大相模)あたりが上位指名確実とみられています。

 これに比べると高校生の野手は田村俊介 (投手兼 愛工大名電)と智弁学園の前川右京徳丸 天晴(智辯和歌山)、清宮の弟などが挙がっていますが、やや小粒でドラ1ではなかろうと思われます。

 一方大社投手には、隅田知一郎・ 佐藤隼輔・山下 輝・鈴木勇斗 などの左投手、 右では三浦銀二、野手はブライト健太 ・正木智也などの名前が上位に来ると予想されていますが残念ながら良く知りません。くどいようですが、大社選手は伸びしろが少なく、あまり期待できません。

 さてこうした顔ぶれの中で、わが巨人軍の泣き所は一にも二にも投手であります。極端な言い方をすれば、6,7人全部投手指名でいいと思えるほどです。また、即戦力という発想は捨て、高校生一本でいくべきです。そして、1位指名では優先すべきは確実に指名が出来る=単独指名でいくということです。少なくとも高校ビッグ3はあきらめましょう、絶対に競合します。ドラ一候補のうち高校ビッグ3は7、8球団が競合するとみています。小園には3.4球団が行くと思います。

 ドラフト・スカウトでの最大の武器は情報力です。全国に散らばる選手の中で本物を見つけ出すこと、そして他球団が誰を1位指名するのかを推測することであります。ワタシが編成の責任者なら今の段階では、坂口・達孝太 ・畔柳亨丞 の3名に絞ります。他球団の動向を把握して当日まで指名選手は公表しません。今までの巨人は、だいぶ前から指名選手を発表するという愚を繰り返してきました。これは阿呆としか言えません。

 9月に入ってからの巨人は、まるで優勝することを放棄したようなダメ試合を続けています。ほぼ3位で決まりです。しかし、これでいいと思います。もしかすると、これは来年以降の選手補強を優先し、わざと負けてドラフト2巡目以降の指名順位を上げることを選んだのかもしれません。優勝すれば2巡目の指名順位は、12番目となりますが、レギュラーシーズン3位ならば8番目に指名できるということになります。ウェーバー方式では弱い球団から指名できるので、うまくいけばドラ1レベルの選手を2位指名できる可能性も高くなるのです。

 今の段階では、これまであげた太字の選手、特に赤字の選手を最低一人獲得できれば合格点、二人取れれば大成功と見ます。ドラ一1、2でこれが成就すれば、あとは大社でも高卒でも構わないから活きのいい上背がある投手を6,7人とればいいでしょう。体が細くてもいい、松坂、大谷修平、ダルビッシュ、佐々木など身長が180~190㎝でみんな細かった。素質があって上背がある速球派を数年かけて筋肉をつけさせ何としても育成しなければ沈没します。

 

 

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