植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ハオルチアがマイブーム2 多肉も面白いぞ

2020年05月13日 | 植物
コロナ太りが増えているようです。家に閉じこもるので運動不足になります。家の中には買い置きした食べ物がいっぱい。家族が顔を突き合わせていると、摩擦も生じるので食べ物やお酒につい流れてしまうということですね。お肉や脂肪がついてくると、これを元に戻すのも大変です。コロナ以前の世界には容易く戻れないのです。

 そこで「多肉」であります。せんだって「ハオルチア」の紹介をいたしました。多肉植物と言っても非常に多岐にわたり数万種類あるようですが、定義は、葉、茎、根の内部の柔組織に水を貯蔵している植物全般を指します。サボテンは当然これに含まれるのですが、例えば専用土は「多肉とサボテンの土」とあり、園芸の世界では「サボテン」は独立した植物群として別扱いされ「その他の多肉植物」と区別されるようなのです。
 ワタシは、サボテンの仲間は「月下美人」「カニサボテン(デンマークカクタス)」のみを栽培しています。サボテンは、10年以上前に、簡単に枯れないはずの貰い物のサボテンをいとも簡単に枯らしたことがトラウマ(笑)で、あまり気が進みません。棘があるのもちょっと敬遠する理由でありますが。

 ですから、今日のお題は「その他の多肉植物」となります。多肉は、暑さ寒さに強く日光を好み、水遣り肥料も不要な、丈夫な植物群と考えていました。事実、ワタシの育てている多肉は、屋上のロックガーデンもどきに植えているエケベリア・グリーンネックレス・カランコエなど、ほったらかしなのに元気いっぱいです。
 とはいえ、多肉の中には、へそ曲がり・虚弱体質な品種も多いのです。それがハオルチアなどになります。春と秋を除いて室内で育てる「観葉植物」あるいは非耐寒性植物扱いグループです。

 ハオルチアは全般的に夏冬休眠させ、直射日光も当てないようにします。よく言われる「レースカーテン越し」の窓際といいますな。実際、都合よく置ける窓際はそうあるものではないのですが。日本の高温多湿を苦手にし、零下になる冬もダメになります。多肉の割には水を好むというのも特徴です。

 これから掲載するのは、主に室内用(過保護)の多肉ちゃんになります。
 最近購入したハオルチア「ピクタ」です。

次は、代表的なハオルチアの品種「玉扇 錦」であります。ピンボケです。緑の中に赤や紫のい筋模様{錦}が入った大株は数万円で取引されるとか。こいつはまだ子供、ワタシにとってはちょっとお高い(2千円)ものなので枯らさないようにせねば。
ハオルチア(軟葉系)は以前紹介した「万象」「オブツーサ」にこの玉扇あたりが有名どころの様です。

 これはアエオニウム「姫明鏡」という品種で、葉が柔らかく夏の直射日光を避けます。ハオルチア同様夏冬に休眠させます。

こちらはエケベリア「高砂の翁」こちらは日光も暑さもへっちゃら。冬の水遣りを減らすだけです。


同じエケベリアでもサボテンぽい「セトーサ」は非耐寒性(5℃以上)で、夏冬休眠のハオルチアと同じ環境を好みます。

最後は、クラッスラ属「ゴーラム」これも夏と冬が弱い過保護体質なのです。向日性が強く、吸盤のような葉っぱが南に向かって伸びます。フォルムがいいですねー。周期的に鉢をクルリと回してやるといいようです。

 そうして、もう一つのジャンル「メセン」であります。サボテンが漢字で「仙人掌」と書きますが、棘がないつるりとした表面のサボテンということから「女仙」と呼ばれるのです。実は、ワタシ、ヤフオクで600円ほどで落札したのですが、なんと「いろいろ入ったMIX種」60粒が届きました!!写真を見ててっきり、コロンとしたメセン苗が届くと思い込んでいたのですね。安いわけです。
 水っ気のない荒れ地にわずかに上部の表面だけ姿を出し、脱皮するという面白い植物群なのですが、種からだとキツイです。
 しかし仕方がありません。大きな植木鉢の受け皿に殺菌消毒した用土を入れ、昨日播種いたしました。早ければ1週間ほどで発芽するそうな。何でも経験だ。

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