18世紀後半、産業革命はイギリスで始まり、19世紀にほかの国々に広がりました。茂木誠氏によれば、産業革命以後の近現代史は、国家を超えた大きな力、つまり「マネーの動き」が決定的な役割を果たしてきたし、いまでも果たしています。私自身、2020年の米国大統領選挙で展開された不正選挙によって、国際金融資本のマネー・パワーの圧倒的な影響力・組織力を思い知らされました。
「マネーの動き」を語るうえで、ユダヤ勢力の存在への言及は避けて通ることができません。というのは、ざっくりといえば、世界のユダヤ人の約半数はイスラエルに、残りの半数弱はアメリカにそれぞれ住んでいて、アメリカ在住のユダヤ人の約34%の175万人がニューヨークという特定の地域に住んでいるからです。
ニューヨークが、世界のマネーと情報の中心であることは言を俟たないでしょう。そのなかで、ニューヨークをがっちりとつかんでいるユダヤ人たちは決定的な役割を果たしています。これは「陰謀論」以前の単なる事実です。この事実から目をそらすことは、それこそ単なる現実逃避のふるまいにほかなりません。
では、なにゆえ全米ユダヤ人の34%がニューヨークに住んでいるのか。あるいは住むことになったのか。当動画は、その歴史的な背景を解き明かしてくれます。考えてみれば、いまでは「ニューヨーク」と呼ばれる地域に、もともとユダヤ人はひとりもいなかったのですから、不思議といえば不思議な現象ですね。
茂木誠氏は、その謎解きをしながら、例によって、とても興味深い歴史的な事実のあれこれを次々に私たちに提示してくれます。
20分をちょっと超えますが、歴史好きなら、あっという間に時間が過ぎることを保証いたします。ごらんください。
ユダヤ人の避難所 ニューヨークのはじまり|茂木誠