孫の自立

2019-02-03 | 家族、孫達

24才になる男の孫M君が今春社会人になります。就活ではすったもんだがありましたが、最後に思いがけなく憧れの企業に内定を頂き、私は暫く半信半疑?でした。一般に理系の就活は楽だと言われたりしていますが、間口が狭くて、自分の専攻や希望と企業のニーズが一致するのは、なかなか微妙とか言っていました。

M君は生まれた時から、手のかかる子で、娘夫婦は振り回されて、育てるのが大変でした。今では180センチ以上でひょろりと背は高いのですが、小さい時から、アレルギー体質のせいか、好き嫌いが激しく、(自分で本能的に防御しているのかもしれません)又次から次に病院通いが続き、親も子も神経過敏になってしまったように思います。うちに来ても、ごまだれは「胡麻アレルギー」だからダメだとか青魚始めお魚は嫌いだとか、何でも美味しいと食べてくれる女の孫達と違って、大変面倒です。でもアレルギー反応って、成人してからでも、ある日突然出てくる人も多いそうですから侮れませんね。先日、アレルギーや腸内フローラの権威でいらっしゃる藤田紘一郎先生の本を渡しておきました。

 

M君はこれは母親似で間違いないのですが、昔からよく喋る子で、思っていること全てを

母親に話さないと気が済まないようで、問題の多かった中高時代など、

親は本人のことをよく分かっていたので、ある意味対処しやすかったともいっています。

自他ともに「マザコン」を認める彼ですが、先日、関西勤務の辞令が出て、

少し動揺していました。関西に行く学友も多く、両親やお爺さんとも話し合って

今ではすっかり落ち着きました。簡単に、帰ってこれない所で、

少し異なる文化や歴史に触れて切磋琢磨して自立してほしいと思っています。