菊田 先生のお母様は黒柳徹子さんのお母様の朝様と姉妹でいらっ
しゃいました。(朝様が妹さんでした。)
ですから徹子さんと菊田先生は従妹でいらっしゃいました。。
戦争中、同じ所に両家族は疎開していらしたそうで徹子さんのことや
お母様達の思い出話も時々伺ったりしました。徹子さんのご両親の
駆け落ち婚のお話等など。
菊田先生はご自宅「ぎんがむ亭」でアメリカ料理の
クッキングサロンを開設されていました。
その傍ら、アメリカンシャドウアートの研究をされて、素材をシルクに
替えて「ハンカチ3Dアート」を考案されました。ご自宅やNHK文化
センターなどでも指導されていて引っ張りだこの、いきいきシニアで
いらっしゃいました。
素材にフランス製のブランドスカーフを多く用いられることが多く、
トウルーズ(仏)の国際コンペで大賞を受賞されたりしてその度に
何度か渡仏されていたように記憶しています。
私はふとしたきっかけで「ぎんがむ亭」のアメリカ料理クラスに入れて
頂き先生の素敵で気さくでなお人柄に惹かれて遠距離でしたが1クール
を終える3年近く通うことが出来て大変幸せな経験をさせて頂きまし
た。その間のレシピは大切にファイルしてあります。
先生は精密な頭脳の持ち主でいらして、勿論手先の器用さは抜群で
いらっしゃいました。生まれつきってあるのですね。
いつもそうなのですが、自宅で段取りも悪い私がレシピを見て同じ
料理を作っても思うような出来栄えにはならず、
それは生まれつきのDNAの違いなのかなと思い、教室でもっぱら
美味しい料理を頂くのが楽しみでした。