「ぎんがむ亭」菊田せつこ先生の思い出(1)

2019-02-24 | 料理

菊田 先生のお母様は黒柳徹子さんのお母様の朝様と姉妹でいらっ

しゃいました。(朝様が妹さんでした。)

ですから徹子さんと菊田先生は従妹でいらっしゃいました。。

戦争中、同じ所に両家族は疎開していらしたそうで徹子さんのことや

お母様達の思い出話も時々伺ったりしました。徹子さんのご両親の

    駆け落ち婚のお話等など。

 菊田先生はご自宅「ぎんがむ亭」でアメリカ料理の

クッキングサロンを開設されていました。

その傍ら、アメリカンシャドウアートの研究をされて、素材をシルクに

替えて「ハンカチ3Dアート」を考案されました。ご自宅やNHK文化

センターなどでも指導されていて引っ張りだこの、いきいきシニアで

いらっしゃいました。

素材にフランス製のブランドスカーフを多く用いられることが多く、

トウルーズ(仏)の国際コンペで大賞を受賞されたりしてその度に

何度か渡仏されていたように記憶しています。

 

私はふとしたきっかけで「ぎんがむ亭」のアメリカ料理クラスに入れて

頂き先生の素敵で気さくでなお人柄に惹かれて遠距離でしたが1クール

を終える3年近く通うことが出来て大変幸せな経験をさせて頂きまし

た。その間のレシピは大切にファイルしてあります。

先生は精密な頭脳の持ち主でいらして、勿論手先の器用さは抜群で

いらっしゃいました。生まれつきってあるのですね。

いつもそうなのですが、自宅で段取りも悪い私がレシピを見て同じ

料理を作っても思うような出来栄えにはならず、

それは生まれつきのDNAの違いなのかなと思い、教室でもっぱら

美味しい料理を頂くのが楽しみでした。