年賀状で知った友人の安否

2023-04-25 | 交友関係

今頃になって年賀状の整理をしています。私の枚数は50枚足らずだったのですがお年玉は3枚の切手シートでした。

年初、毎年必ず年賀交換をしていた友人、同志のうち二人から返信がありませんでしたので不安な気持ちが

続きました。1月半ばにその内のNさん宅に電話を入れると、息子さんが出られて、

「昨年10月に亡くなりました」と告げられて、お悔やみもきちんと言えないほど、動揺して、失望しました。

Nさんは乳がんの手術を数年前に受けられていました。昨年の夏頃、用件があって電話をした時、

腕が痛んで力が出ないと言われ、気になって案じてはいました。

Nさんとは50年来の友人であり同志でした。私たち二人の共通の人生の師である

Tさんが当時のラボクループの仲間と「杏文堂」の協力を得て「ABC研究会」を主宰され

自分の子達の為の教材を目標に研究考案された数々のカードやテキストを書店に置かれていました。

手頃な値段で書店で手に入れられるので、そういう嗜好のある主婦層に受けて結構普及していました。

Tさんは絵の子供の表情まで気を使うような方でした。

Nさんも私もTさんのセンスに魅入られて研究会のメンバーとして知り合い共鳴し合っていた

同志でした。お互い下手の横好きで英語に触れていたかったのだと思います。杏文堂の

ABC教材は主に有隣堂と紀伊國屋書店で30年以上英語教材ベストセラーとして存在していました。

切り離してカードにします。

教える人の裁量で自由に使えるところが受けていたと思います。

近所の子供達と、この教材と他を組み合わせて遊んで貰ったこともあります。

最後は孫達3人に大いに活用して、今でも大事に取り置いてある楽しいABC教材です。

 

Nさんを忍びながら、今は絶版になっているABCシリーズの一部を載せさせて頂きました。



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