旧統一教会問題が再燃した。朝日新聞のスクープである。
2013年の参院選直前に総裁応接室で安部元首相、萩生田議員、岸議員が旧統一会幹部と面談していたのだ。
内容は北村経夫現参院議員を旧統一教会側が応援する内容だった。
裏金問題と旧統一教会問題とでは、どちらの方が罪が深いか?
それは明らかに旧統一教会問題だ。
なんだかんだ言っても裏金問題はカネの話。最後はカネで話がつく。
(もっとも裏金で票を買っていたら論外だが)
しかし旧統一教会問題はココロの問題であり、さらには民主主義の根幹である選挙を外国勢力に委ねるという話だ。
家族のあり方や教育のあり方について口をはさんできたわけだ。
当然、もう一度再調査すべきなのである。
今回の自民党総裁選で9人の候補者は皆一様に再調査について口をつぐんだ。
あれをやります、これをやりますといいことを言っても、何のけじめもついていない。
裏金問題と旧統一教会問題に何のけじめもつけずこのまま生き延びようとするのか?
もしそうなら自民党はもとよりこの国も衰退の道を歩むことになろう。