行雲流水の如くに

せっかちだが辛抱強い日本人、なぜだろう?

せっかちと辛抱強さとは相反する気質だと思う。

ところがこの相反する気質を使い分けるのが日本人だ。

静岡大学教授の稲垣栄洋氏は次のように語る、

数分の電車の遅れが待てなかった人々が、いざ災害となれば、長い行列を作り、じっと救援物資を待ち続ける。

日本人は一瞬の時間も惜しむが、いざ天災となれば動じない。これが災害大国に住み、災害を乗り越えてきた日本人が培ってきた気質である。

 

ナナカマドの実が色づいてきた。もう秋だ。

そしてオニグルミも実をつけた。

もうすぐエゾリスが取りに来るだろう。

つりばながもう紅葉し始めている。

稲垣氏は次のようにも語る。

日本人がせっかちなのは、目まぐるしい変化に対応するためであるし、予測不能な変化の中で培われてきた気質でもある。

日本は災害の多い国だし、いつやってくるかわからない。

台風でも地震でも来た時は素早く対応しなければならない。

然し対応しきれない時もある。

そんな時は潔くそれを受け入れて次に進むのであろう。

 

薔薇(アンネの思いで)

冬に野ネズミに食われて心配したが花をつけた。一輪だけだ。

 

 

八重百合(シータ)


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