安倍政権以降、日本の政界に「神道政治連盟」や「統一教会」などが入り込み極めてややこしい。
安倍晋三という人物に確たる宗教観が無かったための後遺症が今も続いているわけだ。
一方日本の首相にクリスチャンの多いことにびっくりする。
原敬、高橋是清、片山哲、鳩山一郎、大平正芳、吉田茂、麻生太郎、石破茂。
吉田までは立派な政治家だが、
麻生太郎と石破茂の評価は今後に待たなければならない。
明治以前には「宗教」という言葉は無かった。
仏教は仏法、儒教は儒学といった。
では日本人の宗教観とはどんなものだったか?
生命あるものは全部、自然の秩序の中にあるというおおらかな宗教観だ。
山本七平が言うところの「日本教」だ。
日本人がこのようなおおらかな宗教観を持っていたために、統一教会のような外国勢力に入り込まれたのか?
もしくは安倍晋三による政治の側からのえせ宗教の利用だったのか?
明らかに後者であろう。
自民党にとって重たいのは、裏金は法で解決できる。
しかし心にいったん入り込まれたものは簡単に一掃できない。
野に下って洗濯することが必要で一から出直すべきであろう。