大阪万博は当初予算を大幅に上回って2350億円になる。
周囲を丸く囲む(2キロメートル)大屋根に350億円かかるそうだ。
しかし建てた後で取り壊すという。
一体誰がこんなことを考えたのだろう?
庶民が物価高騰で苦しんでいる時に「それはないだろう」というのが正直な気持ち。
柱は欧州産のアカマツ、梁は国産の杉やヒノキを使うが、これだけの材料があれば一般住宅830棟建つ。
バブル期ならいざ知らず、30年間成長しない国が行うことではあるまい。
まさに、「壮大な無駄遣い」
当初は維新の橋下・松井がコンビで、やったやったと大騒ぎしていたがこの体たらく。
昨日のフジテレビの朝番組に橋下徹氏がコメンテーターで出演していて、懲りずに大阪万博擁護論をぶっていた。
フジテレビが、維新の匂いが芬々とする橋下徹を使い続けるのはおかしい。
フジテレビは日枝独裁体制で凋落の一途をたどっているというから、もはや健全な常識が働かないのだろう。
自見大臣がなぜこんな大屋根を作るのかと問われて、
「日よけの熱中症対策として大きな役割を果たす」と答えて大ヒンシュク。
350億円の日よけなど作る必要はあるまい。