行雲流水の如くに

「無礼講」と「オフレコ発言」は日本の文化なのか?

酒の席になると上司によっては「きょうは無礼講で行こう」などという発言が出る。

地位の差や礼儀作法を無視して宴会を行っても良い、ということで結構くだけた宴会になる。

しかしこの発言を真に受けて、ため口をきいたり絡んだりするとひどい目にあう。

下手をしたら地方へ左遷などもあり得るのだ。

ここで大事なことは「空気を読む」ということか。

ムラ社会の風習は何時まで経っても廃れないということだろう。

 

「オフレコ発言」というのも底流にある考え方は「無礼講」に似ている。

「オフレコ発言」する方は、「ここだけの話だけど」ともったいぶるのだが、何ということはない特権意識丸出し。

またそれを聞く方の記者も何となく仲間に入れてもらった気になっている。

記者魂を捨てているようなものだ。

 

日本の「報道の自由度」はとうとう71位にまでなってしまった。

エクアドル、ケニア、ハイチの次だ。何とも情けない。

大手マスメディア中心の「記者クラブ」という特権にぬくぬくと甘んじているからこのようなことになる。

岸田政権が脆ささらけ出している今だからこそ大手メディアは「報道の自由」を取り戻さなければならない。


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コメント一覧

megii123
べつらさん、こんばんは。
全然、問題ありませんよ。
私のブログより具体的で奥深いものになっています。
ありがとうございます。
bellavoce3594
この「オフレコ・無礼講」について、本日の私のブログに私なりにハッとしたことを書いてみました。
貴ブログの記事が素晴らしいことも書いていますが、ブログ名やリンクは貼っていません。
どうしょうもない(左右ともいる狂った連中)がオジャマしてはいけないと思ったのです。その点をどうぞご理解ください。
megii123
べつらさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
私のブログの中味をもう一歩掘り下げていただきました。

「自分が正しいと思えばどこでも雄弁であるべきです」
まったくその通りですね。
世の中には「卑怯怯懦な人間」が多すぎます。
bellavoce3594
ハッとする内容ですね。「無礼講」と「オフレコ」・・・
無礼講を真に受けて口を滑らす者、また本当の無礼を怒りながら心にとどめる者、無事に済むはずはありません。

喫茶店で「ここだけの話だけれどね」と言いながらどこかで漏れる話、この場合は「人間関係」ができていると思っていても、時とともに変化することも。

ばれてもいい、という決心でいうべきものであり、「オフレコ」で言ったといっても、自分が正しいと思えばどこでも雄弁であるべきです。

もうずっと以前から「オフレコ」なんて効き目はありません。
正しいと思ったことは公の場で堂々と討論すべきなのです。

的確なご指摘、おおいに賛同します。
megii123
けんすけさん、こんにちは。
エクアドル、ケニア、ハイチの次というのは衝撃的です。
民主主義国家と言えるのでしょうか?

安倍政権でマスコミ上層部を「恫喝と懐柔」で操った仕組みが現状の姿でしょうか。
メディアの奮起を促したいものです。
けんすけ
おはようございます。

とうとう71位まで落ちましたか
お笑いの連中が毎日テレビで顔を出して
くだらんお笑いにバカ面さげて夢中になっている姿が想像されます
思惑通りですね
考える事を忘れた国民は今でも先進国と勘違いしているのでしょう
どんどん衰退国になっていく姿を見たくなかった。
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