行雲流水の如くに

政治家の資質に必要なものは「周囲を欺く能力」

人間と動物とのちがいは、

嘘をつくなど「周囲を欺く能力」があるかどうかだと言われている。

その意味では自民党の議員さんたちは、極めて「人間らしい」のだろう。

裏金作りに励んでも「知らなかった」、「秘書がやった」と開き直る。

「権力を持つ」ということは本質的に道徳とは無関係だ。

しかし先人は、権力を道徳で縛らなければそこら中に暴君が出現する危険を悟っていた。

 

道徳教育を声高に叫んで学校教育に導入することに熱心だったのは安倍派だった。

歴代の文科大臣はだいたい安倍派から出ている。

ところがどうだ、道徳も法も無視して権勢をふるったのは安倍派だった。

法律をやぶったことについてのつぐないは、死罪になるにせよ、罪に服することによってできるが、

もし人間道徳の根本義を破れば、誰に向かってつぐないえるか、つぐないようがないではありませぬか。 

人間が生まれつき持っているところの良心の命令、道理上かくせねばならぬという当為当然の道、それはすべて実行するのです。吉田松陰

 

誠らしき嘘をつくも、嘘らしき真を語るべからず。   徳川家康

 

安倍派の会長だった安倍晋三元首相の尊敬すべき人間は吉田松陰だった。

しかしその言動は真逆だったと思う。

徳川家康レベルのふところの深さも無かったような気がする。

今の自民党の議員さんは肩書もいるし、名誉もいるし、何よりカネもいるという「始末に困る人たち」だ。


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