人口戦略会議というところが2050年までに自治体の4割にあたる744自治体が消滅する可能性があると発表した。
私の住んでいる北海道の町もしっかりとその中に入っている。
データーの根拠は20~39歳の女性人口が50%以上減少する自治体をベースにしているようだ。
もっともこんなものを見せられても、「だからどうなんだ」と思うだけ。
毎日植物や動物を見ていると、栄枯盛衰、新陳代謝は当たり前だ。
過度に増えすぎると自然淘汰される。
日本を含めて先進化した国は人口減少の過程に入り始めたということは、この人類もそうなんだろう。
そうでなくても、核兵器をどんどん増やしてすったもんだしている世界は、どう考えても正常ではない。
私がいまの町に移り住んだのは自然が豊かだったから。
都市の中の便利さを求めるのなら別の選択があった。
地方の人口を吸い込んで自らは人口を増やしている大都会の異常さをもう少し問題にしたらどうだろうか。
今回の提言では「ブラックホール型自治体」という新たな言葉を作った。
そのような発想が何ともずれていることに提言者は気が付かないようだ。
地方も政府の補助ばかりを期待するのではなく知恵を絞って自立を考えるべきだ。