行雲流水の如くに

戦争を知るものの責任をどう果たすかーー無心で自然に向き合う

中国の膨張は止まることを知らず、北朝鮮も不規則な行動を繰り返す。

それに対してアメリカは中国を「競争相手」と確実に認識した。

こんな流れの中で必ず巻き起こるだろうと思っていたが、憲法9条改憲論であり、「武には武」という強硬論だ。

私はいつの間にか年をとり、「戦争を知る」最後の世代になってしまった。

あの愚かな戦争を2度と起こさないようにすることが、最後のお勤めだろうか。

 

チューリップ

 

日本の武術を代表するものは剣術と柔術である。

武術の達人たちは、生命の尊厳にふれて「不殺の剣」を理想とした。

徳川将軍の師範であった柳生流の極意は「無刀」であった。

結局心も技も未熟なものが、負け犬のように「キャン、キャン」吠えたがる。

今のご時世に勢いを増している「負け犬たち」が、向こう見ずにも見境なく吠えているようにしか見えないのだ。

 

ニリンソウ

雑木林でひっそりと自生するニリンソウ、なんともいとおしいものだ。

 

徒然草の第19段

もののあはれは秋こそまされと人ごとにいふめれど、それもさるものにて、今一きは心もうきたつものは、春の気色にこそあめれ。

私もまったく同様、北海道に住んでいればなおさらそう感じる。

この辺りの山桜がほころび始め、そして若草色の芽吹きが始まった。

 

イタヤカエデの花


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コメント一覧

megii123
toyoho16さん
「昭和は遠くなりにけり」、日々実感しています。

ニリンソウ、イタヤカエデは人の手が入っていない自然のままです。此の雑木林はおそらく縄文時代から続いているのではないかと、灌漑深いです。

いつもあたたかい感想文、ありがとうございます。
toyoho16
>「戦争を知る」最後の世代・・・
同感の極みです。

ニリンソウ、イタヤカエデ。美しいですね。
画像は勿論のこと、徒然を引かれて、センテンスも読ませます。
いつもながら感じ入ることしきりでした。 それではまた。
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