日本のコロナ対策は2年以上にわたって同じような光景が繰り返されている。
コロナの減少時には、日本人の特殊性などを誇って何ら対策の深化を行わない。
そしていったんコロナ過が増え始めると蔓延防止だ緊急事態だと大騒ぎ。
そこへ一部の専門外の人間(例えば橋下徹や三浦瑠璃)が声高に「オミクロン株たいしたことない」論をばら蒔いて民心を惑わす。
医療専門家も迷走する。
最大の迷走者は尾身分科会会長だろうか。
最近テレビに出なくなった岡田晴恵氏が週刊ポストに記事を書いている。
なるほどと思うところがあるので一部掲載する。
ワクチンだけでは解決できない新型コロナに大切なのは、速やかに検査をして、すぐに飲める治療薬が重要になります。インフルエンザがクリニックで検査が出来、48時間以内にタミフルの服用が出来るのと同じように、コロナも早期診断、早期治療開始が、パンデミックの脅威をなだめることになります。
日本では、早期検査体制が整わず、早期治療が可能な飲み薬(日本産の開発はどうなっているのか?)も十分開発されていない。
日本発で注目されているのがノーベル生理学賞を受賞した大村智先生が関わっている「イベルメクチン」だ。
しかしどういう理由からか厚生省は全く動かない。
早期検査、早期治療薬は基本中の基本。
日本の厚生省の毎度のサボタージュはひどすぎる。
厚労大臣が内閣改造のたびに変わっているようでは大胆な改善など望むべくもないということだろう。