「月刊Hanada」という雑誌がある。
かなり神がかった(論理的でも実証的でもない)右派系の雑誌だ。
私は勿論買うつもりはないが、見出しを見ていろいろ推測するのが頭の体操になる。
トップの見出しは、「安倍晋三ロングインタビュー、コロナ制圧は菅政権しかできない」
完全にコロナ制圧に失敗した菅政権を、安倍前首相がなぜここまで持ち上げるのか?
情報を集めてみると、安倍前首相は「河井案里に絡む1億5千万円問題」で検察にかなり追い詰められている。
自民党から河井案里に流れたカネは、安倍晋三と河井克行とが相談して決めた、というのが事実のようだ。
(数回に分けてカネが振り込まれたが、それに先立って安倍晋三と河井克行の会談が必ずある)
そして一部のカネが安倍側にも還流しているらしい。
検察を抑えられる(指揮権発動まで視野に入れると)のは、菅首相しかいない。
だから追い詰められた安倍晋三は、気持ち悪いほどに菅首相持ち上げに動いている、という図式らしい。
安倍・麻生対二階の暗闘が始まっている。菅首相が持ちこたえているのは権力バランスの上にあるからだ。
この4人は日本をここまで悪くした元凶だ。
そろって政界から引退することが「日本が立ち直る」きっかけになるだろう。