安部元首相が台湾の民間シンクタンク「国策研究院」で基調講演を行った。
その際、「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事である」と発言したことが大きな波紋を呼んでいる。
勿論、中国は猛反発だ。
「火遊びで焼け死ぬ」とまで発言。
このような安倍発言で、台湾は喜んでいるかというと、報道しないようにしているだけでなく、むしろ批判が目立つ。
台湾はどの部分を問題視したか?
尖閣諸島や、先島、与那国島などは、台湾から物の100キロ程度しか離れていません。台湾へ武力侵攻は地理的空間的に関わらず、日本の国土に対する重大な危険を引き起こさずにはおかない。
台湾は尖閣諸島について自国の領土と主張している。それをあたかも日本の領土だと発言したことに不快感を感じているのだろう。
台湾と中国の関係について、従来からの政府見解は「平和的解決を望む」である。
安倍発言は、明らかに言い過ぎ。
何か隠れた意図があるのではと疑いたくなる。
中国版LINEの徴信は、「安倍氏の発言は中国への挑発であると同時に、岸田文雄首相との主導権争いだ」
8年にわたって首相を務めた人物が、安倍派の会長におさまり岸田首相と主導権争いするようでは何ともみっともない。
明らかに、日本の国益を害する行為だと指摘しておこう。
某週刊誌に「令和の闇将軍」という見出しが躍っていた。
いまだに明確に説明せぬ加計、森友、桜を見る会の不始末を反省して、政界から引退したほうが良いのではなかろうか。