《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

放談:よくよく考えれば、それほど衝撃を受けるべき話ではない

2008年10月21日 20時19分06秒 | Weblog
とうとう歌舞伎座の立て替えが
松竹より正式発表されてしまった。
泣く子と耐震強度には勝たれぬ、というやつみたいです。

報知は「ブームが下火にならないか心配」という著名記事まで掲載して
その衝撃を嘆いている。

だが、ちょいとお待ちなせーよ。
記事によれば、たかだか1951年に建てられた建物じゃあ~りませんか。
法隆寺や二条城を取り壊すんじゃない。
歌舞伎の長く深い歴史に比べたら、歌舞伎座の歴史は浅くて短い。

それに私は、あの“銭湯の親玉”みたいなデザインが
どうも好きになれないんでね。
“落語界の歌舞伎座”と呼ばれている池袋演芸場の
「ビルヂングにしちゃってごめんなさい。入り口だけは風情を醸し出しますから赦してちょ」
という涙ぐましい佇まいの方が、よっぽど好感が持てるんですが。

それよりもやばいのが、この流れが新橋演舞場や、大阪:松竹座などに及んでしまうことです。
なにせ泣く子と耐震強度には勝たれぬ、ですから。

えっ?てめーは末広亭のことを心配してろ、だって?
末広は広末を思い出させるんで、なんの思い入れもありませんから!
それに浅草演芸ホールの方が先かな、なんて思うし。