稲垣吾郎と奥菜恵。
別役実の「象」で、
不条理劇に出会う。
「最初戯曲を読んだ時は、びっくりしました。
どこをどう味わったらいいかわからない料理のようで。
でも言葉が美しく、心地よさと同時に
孤独とか寂しさとかが残って。
それが何か、今稽古しながら、探っているところです。」(稲垣)
「…(奥菜に)看護婦さんはほとんど僕としか話してないね?
でもお医者さんにひと言だけ話すじゃない?
そこだけすごくリアルな看護婦さんで、ちょっとどきっとする。
ほかでは抽象的で、生きているか死んでいるかちょっとわからないのに、
あの場面だけはリアルで…」(稲垣)
「自分で役の背景を想像してたぐり寄せる
という作業がすごく必要だなと、今思っています」(奥菜)
「状況の中で必死に生きている人間の抱えている滑稽さや悲しみ、苦しみ、
それぞれの孤独などが感覚的に伝わるような作品になれば」(奥菜)
「稲垣さんには冒頭すごく長い独白があって、
私、そのシーンが好きです」(奥菜)
「奥菜さんは学校で隣に座っている女の子みたい。
ポエムのようなセリフを掛け合うシーンもあるし、
これからが楽しみだね」(稲垣)
これから先、舞台にどんな息吹が生まれてくるのだろうか、期待したい。
別役実の「象」で、
不条理劇に出会う。
「最初戯曲を読んだ時は、びっくりしました。
どこをどう味わったらいいかわからない料理のようで。
でも言葉が美しく、心地よさと同時に
孤独とか寂しさとかが残って。
それが何か、今稽古しながら、探っているところです。」(稲垣)
「…(奥菜に)看護婦さんはほとんど僕としか話してないね?
でもお医者さんにひと言だけ話すじゃない?
そこだけすごくリアルな看護婦さんで、ちょっとどきっとする。
ほかでは抽象的で、生きているか死んでいるかちょっとわからないのに、
あの場面だけはリアルで…」(稲垣)
「自分で役の背景を想像してたぐり寄せる
という作業がすごく必要だなと、今思っています」(奥菜)
「状況の中で必死に生きている人間の抱えている滑稽さや悲しみ、苦しみ、
それぞれの孤独などが感覚的に伝わるような作品になれば」(奥菜)
「稲垣さんには冒頭すごく長い独白があって、
私、そのシーンが好きです」(奥菜)
「奥菜さんは学校で隣に座っている女の子みたい。
ポエムのようなセリフを掛け合うシーンもあるし、
これからが楽しみだね」(稲垣)
これから先、舞台にどんな息吹が生まれてくるのだろうか、期待したい。